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書活№410*何年かぶりの感情、そして告白。

悔しい・・・。
じわっと一番に出てきた感情がそれでした。悔しいなんて思うことなどいつぶりでしょう。なぜそう思ったのかと言いますと私はある挑戦をしていたからです。

それは、某絵本賞レースに応募しました。その類の賞レースの広告を見るたびに「いつかは応募したい」と思っておりました。

「いつか」っていつだろう?
あるビジネス系オープンチャットに参加したのは夏ごろだったでしょうか。起業したいとか、何かしたいというものが全く思いつかないけれどとりあえず何かしらのヒントになるだろうか・・・とそんな程度の気持ちでした。

こんな私が参加していること自体なんだか恥ずかしいとか、後ろめたい気持ちでいっぱいになるほどに参加者全員「何かしら」をしている方、目指している方ばかり。幸いだったのが、オープンチャットゆえの話し合いがなかったことです。

オープンチャットは回を追うごとに自分の現状が浮き彫りにしてきました。「やりたいっていうけれど結局やる人はやるし、やらない人はやらない」そんな言葉は私の核を貫き破壊していきました。

つまり私は絶対的後者。このままでは後悔する幕引きしか浮かびませんでした。そんなのは嫌だ、でも何がしたいのか。どうありたいのかが全く見えませんし強味すらありません。

私はただの主婦、ただの派遣社員。
数年前に職務経歴書を書きながら絶望した日々を思い出してしまいました。でもここでそんな思いを断ち切ろう。ないならないなりに、やりたいことを全部やってやろう。ゼロは強いはずだと何からやるべきか探っていたところいくつかのSNSで見た広告に「絵本」の賞レースを発見したのです。

やってみようと物語を書いたり、絵を描いてみましたがどうしてもマッチしません。やっぱりやめようか、そう諦めたかけたときに救世主が現れました。

昨年の秋ごろから始めた「書く朝活」で出会った、笑顔が愛らしくてそばにいるとほんわかしちゃう女性・えりちゃんことしみずえりさんが、このnoteにイラストを投稿されていました。

それを見た瞬間に私の母が繰り返してくれた魔法のことばが、あふれ出てきてあっという間に絵本が出来上がったのです。

彼女は個展をするチャンスが・・・と記載されていたので、どうしようかと思ったもののまずはお願いしてみようとメールをしてみたところ快諾いただき、ステキなイラストを描いていただいたのです。彼女の雰囲気そのもののイラストが私の物語に命を吹き込んでくれたのです。

だから、私は自信がありました。
一人ではどうしたって後ろ向きな気持ちになってしまったでしょう。しかし彼女の絵が私を包んでくれるようで勇気にもなったのです。

そのおかげか第一次審査は合格、最終選考に残ったとの連絡が入った時には「やっぱりね!」なんて思ったほど。しかし、そんなに甘くないのが人生でした。結果は入賞ならず。

普段なら「でしょうね」といいながら、結果の記載された書類一式速攻ゴミ箱へいき「挑戦したことがエライ!」なんてとりあえずの形で自分を褒め、二度とやらないと決めるのが落ちだったでしょう。

今、未練がましく書類を横に置き何がいけなかったのか、どうして叶わなかったのかという言葉を連ねているのです。あー悔しい。本当に悔しい、店頭に並ぶまで続けてやりたい。

私が惚れたえりちゃんの絵を全国の書店に並べたい、私の言葉が生き生きしているところを読んでもらいたい。これ、今は私の独りよがりの気持ちですが、次は私が彼女に「書きたい!」と思ってもらえるような物語を描きたいとそんな風にいま思っているのです。

ああ、でも最後にこれだけはつぶやかせてください。
あああああ、悔しい!!!!!!

↓↓しみずえりさんのnoteはとても癒されます♡
イラストもぜひ見てくださいね。

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シマコシマ
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