書活262日目*町内会のはなし。
町内会は必要でしょうか?
昨今、さまざまなライフスタイルが誕生しているため、町内会の役回りをされない方が増えているようです。かくいう私が住んでいる町内会でも、「町内会長、班長問題」は根深い問題に発展してしまっています。
正直にいうと仕事が減っているとはいえ、面倒です。夫と回覧板などをアナログではなくデジタルで行えないものかと話しています。
調べると私たちの欲しかった機能のあるアプリもあります。いっそのこと市内などで一括管理してもらえたら、連絡漏れも削減できるし、エコにも繋がるのではないかと思うのです。
ただ、そこにはデメリットがあります。ご近所の方との交流が減ってしまうということ。
うちの町内は、高齢の方が多い分、デジタルにする動きが懸念されるのです。新しいことを覚えるのを嫌う人ももちろんいますが、顔を見合えない不安があるからとのことで、あえて不便をとっています。
仕事をしている身としては、大変面倒なのですが、顔を見ることができたりすれば安心します。
実を言いますと、孤独死をした親戚がいます。若い人だったのに、発見が遅れてしまったため対応できずに亡くなって数日経過していました。
自宅でのことだったので警察が介入、聞くところによると外扉がほんの少し開いていたようなんです。
自宅の場所はちょっとした住宅地の中の共同住宅。ちょうど真ん中の部屋でした。土日をはさんでいて、出入りはあったとは思うんですが、隣近所との交流はどうもなかった様子。つまり誰も気に留めなかったと考えられます。
その経験からもやはり少し面倒だけど対面で回覧板を回したり、町内の集いを催したりするべきなのかもしれないと思ってしまうのです。
ちょっと面倒なことが多いけれど、やっぱり町内会って必要なのかもしれない??何か誰もが納得できる形に落とし込めたらいいのですが…。