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書活305日目*我が家に猛獣が誕生してしまいました。

我が家には猛獣が住んでいます。
夏休みご飯問題、ご飯のメニューのみならず量が半端ないのです。

ほんの少し前まで、食べる量が極端に少なくて、つい最近まで私と半分こと行っていた我が家の娘。

赤ちゃんの握り拳ほどのおにぎりと、おかずがそれぞれスプーン一杯でお腹いっぱいだったというのに…食べない、食べないと多少心配していたあの日が懐かしい。

1.5人前の通常のお昼ご飯を用意してもまだ足りないというのです。栄養とかカロリーのことを考えるとダメなのはわかっていますが、カップラーメンを常備することにしました。

それでもすぐに腹ペコになるようで、なんかない?と家の中をウロウロしております。

そういえば、祖母がまだ元気だった頃の話。埼玉にいる祖母の家には月に一度程度泊まりに行っていた記憶があります。

祖母の家にはよく親戚が集まって、ご飯を食べておしゃべりして、私たち子どもたちは好き勝手遊んでいました。

昼下がり、皆でお昼寝をするのがなんとなく恒例でした。洗濯洗剤の香りをまとわせた、程よい硬さの繊維になったタオルケットがお腹の辺りにかけられます。

夏であれば、窓が開け放たれて心地よい風が入って来ていました。ほんの少し汗ばむ陽気のなか、寝ていると祖母の仰ぐ団扇の風が肌をくすぐります。

1時間程度のお昼寝、目覚めだときに嗅ぐ香りはいつだって焼けた醤油の香り。

香ばしさとほろほろとほぐれていく焼きおにぎりが、定番のおやつでした。お昼ご飯をたんまり食べたというのに、この焼きおにぎりは何個でも食べてしまいます。

祖母が入院したとき、焼きおにぎりの作り方を教わらなくちゃと思ったのですが、それは叶えられませんでした。

あれから何度か挑戦してみるのですが、あの程よい加減のおにぎりが作れませんでした。今、猛獣を相手に頭を抱えておりますが、もしかして焼きおにぎりチャンス到来かもしれんません!!

この夏、私は焼きおにぎりにチャレンジするからね!!

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シマコシマ
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