書活257日目*一年前の記憶はあやふやです。
梅雨入りしました。
そして毎年、例年や昨年と比較しています。今年は昨年よりも21日遅かったそうです。
そうだっけ?ここ数年、梅雨入りした途端に晴れている記憶がありますがそうだったかどうか、忘れてしまいました。
昨日の夕飯も怪しいのに1年前の話なんて遠い記憶の彼方へと旅立っているはずです。ちなみに昨日の夕飯は、食べ損なっておにぎりだけにしました。覚えてました。
記憶といえば、私はあまり短期の記憶力がよくありません。学生の頃、◯分で覚えて小テストをやる系のものがとにかく苦手でした。
一生懸命つぶやいたり、書いたりしても、頭の中で溢れていくイメージが浮かんでしまってそちらにばかり集中してしまいます。クラスの中で私だけが出来ていない気がして落ち込みました。
社会人になって、そんなシチュエーションとは、あまり縁がなくなりましたが、ミーティングなどで
「先ほど話した内容で覚えていることを…」なんて言われると一人で焦ってしまっています。集中して聞いているつもりなのに、数分前の記憶が飛んでいるのです。
その反面、時間をかけて自分の中で方程式を見つけ出した事柄はいつまでも鮮明に覚えています。大抵は、日常生活にあまり関わりのない、いわゆる雑学的な内容です。
ウンチクとも言います。方程式は長い間をかけてできた私だけのものなので、誰かに言ったところで理解はされません。
さて、私の娘も短期記憶力が低いです。力になってあげたいところではあるのですが、私の方程式では何の役にも立たないようです。
彼女の場合は体験したことや、視覚で入ったことのようで突如として昔の記憶を語り出します。それも事細かに覚えてる様子。
残念ながら私の記憶の容量は少なくて、彼女の語る思い出は消えてしまっていることもあります。それでも彩豊かに記憶を話してくれるのできっとそういうことがあったのだろうと聞いています。
記憶力について、たくさん覚えていられる方がとても羨ましいのですが、忘れられないのもまた苦しいのだと聞いたことがあります。
辛い記憶も鮮明に覚えてしまっているそうなのです。それは悲しい話ですが、楽しい記憶が消えていくのも寂しいものです。
しかしこれも私の性質。「今を生きている」と思うことにして、ただ強烈で覚えておきたい記憶を胸にしまっておこうと思います。
娘がはじめて3語以上喋った言葉
「ママ、このおふとう(お豆腐)おいしいね」
これは、私の作った肉豆腐を食べた時に言われた言葉。これはもう嬉しすぎて忘れたくない記憶の一つです。ね、強烈でしょ?