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書活298日目*ディズニーから文学へ溺れる。

「スペースマウンテンが41年の歴史に幕を閉じた。」

そんなニュースを見ました。
トゥモローランドエリアの大幅リニューアルに伴うクローズとのことで、あの辺のアトラクションが次々とクローズされているんだとか…。

私はディズニーが大好きです。

絵を生業にして生きていきたいと夢を描いていた頃の話、テレビで「美女と野獣」公開記念特別番組が放映されていました。

いわゆるディズニースタジオに訪問し、作画の様子を見られるというもの。当時としては珍しいグラフィックを使用して作られていく様に魅せられて、いつか私はここで働きたいと淡い思いを抱いたものです。

そこからディズニー好きが始まったかもしれません。

ちなみに、1983年にオープンした数年後、埼玉からえんやこんやと電車を乗り継ぎ行ったディズニーはまさに夢のような国でした。

と言いたいところですが、海風が寒くて寒くて凍え、体を温めるためにと両親が買ってくれたココアで思いっきり舌を火傷し、あげく弟が熱を出したためショーを見たのか見ないのか記憶は定かではないのですが、不完全燃焼のまま帰宅した覚えがあります。

それから数年後に千葉の湾岸エリアに引っ越しをし、それから間もなく「京葉線」が開通。千葉県民の日を利用して、ほぼ毎年ディズニーに遊びに行くのが恒例になりました。

あの楽しい雰囲気は大好きでした。
そんな中で見たディズニースタジオの作品が出来上がるまでや歴史、音を出すための様々な工夫、ウォールトディズニーのディズニーランド計画などを見て大好きになったというわけです。

おじさんが夢を実現したその様は子どもながらにワクワクが止まりませんでした。

「こうしよう!」と決めて、脇目も振らずに突っ走る人の物語ってなんてあんなにも夢中になるのでしょう。

羨ましいんだと思います。
脇目も振らず、他人の迷惑(そばにいるパートナーは実は迷惑だなんて思ってないかもしれませんが…)も顧みず、ただひたすらに実現するまで繰り返し試すという行為。

絶対に怖いです。
パートナーがそんなことしたら全力で止めるダメ嫁です。自分の能力はここまでだと諦めて自分が信じられないのでしょう。

自信をつけたい。そうやってもがいてきました。どうやったら自信ってつけられるもんなのでしょうか?

そんなのつくわけがないという人がいます。考えたこともないという人もいます。自分を信じてるからという人もいます。

強いと私は思いました。でも決してそれは強さではないのでしょう。「ただ、ただ、真っ直ぐに」

本当に?辞めてしまおうって思ったことないのかしら?近代日本を支えた企業の創始者よ、本当のことを聞かせてくれまいか??

「あー辞めちゃおうかなあ」って思っていてほしいと願ってしまう私は凡人。

だからなんだというんだ!凡人結構!息してるだけで天才、奇跡の人。今日もまた落ち込んでいるので、多分ホルモン的なことだとは思うのですが…自分を盛り立てる術を見つけていきたいな。

落ちたら上がればいい、そんなことはわかっちゃいるけど、底まで落ちないとあがれないよね、ではもう少し落ちてみます。

こんな時、夢野久作「ドグラマグラ」を読みたくなってしまうんだ。生活に支障をきたすのでやりませんが…あ、文学に溺れたいな。

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シマコシマ
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