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野心2

うわぁ
すごい。

あの日に書いたnoteの投稿を
読み返してみた。

野心。

確かにあの頃の私は野心について、
野心のない自分について、
すごく恥じらいを持っていたし、
他人軸で生きていた。

元々私は野心なんて言葉が苦手で、
いやもちろん私にも世間でいう「野心」という言葉に当てはまる何かは心に持っているはずだけど、
それを「野心」と言う言葉にまとめて放つことに違和感がある。

お金!知名度!家!豪邸!あいつよりも!

棘のある欲望の塊のような気持ちを連想してしまう。

あの日の私は有名な人たちに囲まれて、
あらゆるところから期待され、
ある時には比べられ、
ある時には否定されて、
てんやわんやに荒れ狂う心を持って毎日を過ごしていた。
だから「売れたい。売れる!」って意地でも言わないと、
自分が消えてしまいそうだったことを思い出した。

お疲れ私。
あれから2年が経ったけど、あの頃の自分を否定はしない。
あの日もちゃんと私だった。
必死で私であろうとしていた。

今の私のどこを探してもやっぱり「野心」に当てはまるものはない。
でも望みがある。
だから少しずつ自分を広げて、とっ散らかった言葉を紡ぎたい。

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