とある保育園を見学した話【子どもの感性、思いを大切に】#768
おはようございます。
12/7 朝から人材派遣会社の方との対話の時間があったり、保育園の見学にいったり、大阪で活動している一級建築士事務所代表の方の新たなプロジェクトのプレゼンを聞いたり、学びがぎっしり詰まった一日でした。 学んでよかった!!で終わらせず、今日この瞬間から行動に変え、自分のものにしていきます。 おもいをこめる おこめさんです。
今日は午後に行った保育園の園長先生に惹かれた話をまとめていきます。
結論は園長先生の保育や子育てに関する考え方がもっともっと世界に広がっていけば今よりもっと優しい世界になるだろうな です。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。”自ら学ぶ力をつける”オンライン塾を設立・運営。不登校生たちの安心できる居場所作りのため、オンラインフリースクールフォレストも運営。半年の育休を取得した朝活大好きな2児のパパ
▼今回で4回目の訪問
実は昨日がはじめてではありません。
これまで何度も足を運び、園長先生の考え方を聞かせてもらったり、自分のおはこやの状況などについて話をきいてもらったりしていました。
昨日は同じ地域で活動しているシェアハウスのオーナーをしている仲間を園長先生に紹介したくて、一緒に伺ったのでした。
なので、改めて園長先生が今の園を築かれるまでの軌跡を聞かせていただきました。
▼違和感からはじまった
そもそものきっかけは、親戚の方がされていた園で、働き始めたときのことでした。
いわゆるちょっと古いタイプの指導が当たり前で
子どもたちを前に一斉指導型で
言って聞かせるような保育だったそうです。
子ども一人ひとりの思いよりもクラス全体としての動きや効率性
前年踏襲な感じで、なんのためにそれをやっているのかも見失っているような行事の数々
とにかくいろんなところに違和感を感じたそうです。
実際の現場に出て感じた違和感の正体をちゃんと理解するためにも
そこから夜間の短大に通いながら保育や幼児教育について学ばれたそうです。
世界ではもっと子どもの意思や感性を尊重する教育がある
そのことを知ってから、より一層現場での保育への違和感が募っていったといいます。
そんなタイミングで自身の出身園である保育園が民営化になる話が持ち上がり、「いつかできたら」と思っていた夢がふっと目の前に飛び込んできたといいます。
そこでとっさに手を挙げ、公立の保育から民営の保育へ
感じていた違和感を一つ一つ変えていく改革を進めたそうです。
▼どう変わったか
子どもたち一人ひとりの意思が最大限尊重される園
この言葉にすべて詰まっている気がします
普段の活動ではどこで何をするかも子どもたちの自由です。
運動会が終わった次の日はみんなで運動会の絵を描きましょう ということもありません。
運動会の絵を描きたい子は描いてもいいし
それをブロックで表現してもいいそうです。
また園庭にでるときに、裸足がいい子は裸足でもいいし、長靴で水たまりで遊びたい子もそれを尊重されます。
子どもの感性が100%尊重され、のびのびと過ごせる場所なのです。
昼食の際などで、部屋に入ってもらう必要があるときも
大きな声で全体に声を投げるのではなく、まだ気がついていない子たちには肩を叩いて名前を呼んで一人ひとりに声を渡してあげる そうです。
手を引くことはせず、手を差し出し、それを握ってくれてからはじめて一緒に歩くといいます。
先生たち一人ひとりの一挙手一投足まで子どもの意思を尊重してほしいという園長先生の思いが感じられました。
▼選ばれる園から選ばれ続ける園へ
そんな環境は当然、地域から絶大な信頼を得ています。
Googleの評価では驚異の★4.8です(園長先生はそのことは一切触れられていませんでしたが、ぼくが調べてびっくりした数字です)
近隣の園は3とか2.5とかです。
この園だけ圧倒的に数値が高いのです。
それは園長先生が大切にされている思いに共感された方にとって、楽園のような園を作られているからだと感じます。
園を作った当初は「選ばれる園」を目指して進んで来られたそうですが、現在は「選ばれ続ける園」を目指して運営を続けられているそうです。
▼ぼくの思い
このように園が大切にされている思いがもっともっと日本中に広がったらいいなって思います。
もっともっと保護者にとっての選択肢の一つのこういう素敵な園があったらいいのになって思います。
どの地域にもです。
もちろん何が正解かはわかりませんし、それを押し付ける必要もないかと思います。
だけど、選択肢にあった方が優しいだろうなって感じるのです。
もっとたくさんの方に知ってもらうことができたら、
もっと優しい世界になるだろうなって思うんです。
そしてこそ優しい世界を作りたいというぼくの思いと先生が大切にされている園の方針はやっぱり合致するんですよね
だからこそ、もっと広めたいって思いました。
共感は仲間を呼び、仲間の力で世界がかわる
そんな未来を想像してワクワクしている自分がいます。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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