メタバースを味わう【ニンジャ寺子屋での授業を振り返って】#710
おはようございます。
10/9 昨日、無事にニンジャ寺子屋の出張授業が終わりました。メタバース空間で授業をするのははじめての経験でしたが、新鮮な体験ができて学びの多い時間でした。 新しい場所に飛び込む体験はいくつになっても大切ですね。 おこめさんです。
なんとか無事に終わりました。
出張授業
今回は授業準備がとくに大変でした。
たぶん4時間くらいかけた気がします。
それくらい時間も思いも込めたからこそ、自分的には納得のいく授業になりました。(AIに奪われる仕事とは?というテーマ)
今日はこの授業内容についてというよりは、そもそものメタバースでの授業自体について振り返ってみます。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。学習習慣作りのオンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活とゴミ拾い大好き2児のパパ
▼Clusterというアプリ
今回使用したのはClusterです。
自身の分身アバターを決めてこのアプリ内の様々なワールドに入って遊ぶことができます。(ロビーで雑談したりも)
スマホからも入ることができて、結構敷居が低いアプリだと感じました。
で、これはいいなと思った機能が
「顔出し機能がない」
という点です。
そもそもメタバース上での自分というのは操作しているキャラクターそのものなので、そこに顔をだす みたいな機能なんていらないよねという発想なのだと思います。
これが結構よくって、
メタバースであっても、顔出し機能があるものであれば 顔を出すのが礼儀みたいな感じになったり、顔出ししている人が多数派になったりして、
結局顔を出さないことが駄目なことみたいな雰囲気になってしまいます。
このプレッシャーは操作するプレイヤーにとって、負担になる場合もあるので(逆はそんなことはない)あえてこのメタバース空間には自分の顔というものをもってこなくてもいいようにしてあります。
昨日の授業でもぼくはチラシとかに掲載されているのである意味顔は知られている状態でしたが、参加者の皆さんは誰一人として顔はわからない状態でした。
この空間でのアイデンティティはキャラクターと名前とコメント、声のみです。
それらだけでつながれる、そういうリアルとは切り離せる部分に魅力があるのでしょう。
▼エモート機能
さらにこのアプリの機能としてエモートというものがあります。
リアクション みたいなものですね。
「座る」「土下座する」から「わらう」「バイバーイ」「パチパチ」など様々なものがあります。
授業をしている側としては、相手の表情がわからない分
こういうエモートによって反応をしれるのはすごくありがたかったです。
時折聞こえてくる拍手の音や
「ピコン」の音と共にアバターの上に表示される ! マーク
こういう反応を感じられることで、相手にちゃんと伝わっているのかがわかりやすく、自信をもって授業をすすめることができました。
▼出入り自由な空間
という点も魅力的でした。
アプリ上でのワールドの移動は自由なので、興味のあるイベントがあれば気軽に参加できます。
ぼくの授業もClusterの中の一つのイベントという形だったので、チラシに興味をもってくれた方がふらっと立ち寄ってくれたりしてたと思います。
(授業の途中に人が増えたり減ったりしてるのを見れるのも面白い)
こういう力を抜いた学びの場はいろいろなオンラインの塾や講座を考えたときにすごく珍しい形でした。
▼おわりに
ということで今日はCluster内で実施した授業についてメタバース授業という視点から振り返ってみました。
顔が見えない環境だからこそ、リアクションが重要になってきて、でもそういうリアクションが当たり前になっているからこそ、顔出し以上に相手の反応がわかりやすかったりしました。
ZOOMでただやるよりもこういった形で授業をする方が楽しいって思えてる自分がいました。
新たな発見です。
もし興味のある方はぜひ遊んでみてください
Clusterおすすめです。
今日もここまで読んで下さってありがとうございました。
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