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【参加前編】半農半Xプログラムin秋田県東成瀬

農業バイトで旅する29歳yumaです。
2025年1月19日〜25日の約1週間、秋田県の東成瀬村(ひがしなるせむら)で行われる半農半Xプログラムに参加します。

半農半Xとは、「持続可能な農ある小さな暮らしをしつつ、天の才(個性や能力、特技など)を社会のために生かし、天職(X)を行う生き方、暮らし方」のことを言う。京都府綾部市在住の塩見直紀氏が1990年代半ば頃から提唱してきた。

引用:世界のソーシャルグッドなアイデアマガジンIDEAS FOR GOOD

今回のプログラムはこんな感じです。
◆午前(8時〜11時):しいたけ農家の手伝い
◆午後:自由時間(仕事、観光、スキー・スノボなど)
→午後は農業バイトのインスタ投稿を作る時間にします。

宿泊先は温泉施設です。この寒い時期に毎日温泉に入れるなんて最高すぎますね。
しかも宿泊費・交通費は補助金が出るんです!ありがたや〜。

このプログラムを企画した東成瀬テックソリューションズ株式会社(なるテック)さんの投稿を見て面白そうだと思い参加を決めました。

詳しくはこちらをチェック↓


東成瀬村ってどんなところ?

秋田で生まれ育ったとはいえ、県内全域を知ってるわけではありません。東成瀬村の名前は聞いたことがありましたが、どんな場所か知りませんでした。
というわけで、東成瀬村について調べたので共有しますね。
参照:東成瀬村観光サイト

  • 県南に位置する総人口約2,500人の小さな村

  • 村の93%が山林原野と自然豊かで栗駒国定公園が有名

  • 特別豪雪地帯で積雪量は2m、多い時で3〜4m

  • 美しい星空日本一、学力日本一の村

  • キャッチコピーは「さわやかなるせ仙人郷」で座禅や断食、滝行など修行体験ができる

意外と広い。知らなかった!

【観光】

【特産品】

応募の目的

今回応募した理由はざっくり二つです。

  1. 地元・秋田の冬の農業を知りたい

  2. 仕事に集中できる環境にいたい

ただ、私の半農半Xの”半農”の部分は、自分が農家になりたいわけではなく雇われとして半農をしたい気持ちが強めなので、若干解釈が違うかもしれません。

1.地元・秋田の冬の農業を知りたい

秋田の冬は長いです。11月半ばから雪が降りだし、4月半ばまで雪が残るくらいなので冬は農業求人が少ないです。(いぶりがっこのように漬物加工の仕事はありますが)
だから今回の募集を見て「え、秋田って冬も農業あるんだ」と衝撃でした。また、きのこ類の仕事はしたことがなかったというのもあり、経験のため応募してみました。1日3時間ほどの作業ですが楽しみです。

ちなみに、3年ほど日本各地で農業バイトをしてみて、私の肌感的に全国的な求人数はこのような傾向にあります↓

1月〜3月 求人少なめ(沖縄周辺に集中:じゃがいもやさとうきびなど)
4月〜5月 南から求人が増えてくる(九州:お茶、いちごなど)
6月〜10月 全国的に求人が多い時期
11月〜12月 柑橘系の求人が多い、12月中旬から減る傾向

地域や作物にもよりますが、農業の求人は6月〜11月が多く、12〜5月は少ない印象です。
特に雪が降り積もる東北や北海道はあまり募集がありません。
雪が少ない地域は畑を片付けたり、土づくりをしたり、剪定したりといった管理作業がメインで農家さんだけで作業が終わるため、求人を出すほどの仕事はありません。

だから私の周りの旅人は冬の時期になると
◆南の島でじゃがいもやサトウキビ、タバコ葉などの農業バイト
◆北海道や新潟でスキーのリゾバ
で分かれがちです。そんな背景もあり農業バイトの友達から1月〜3月に仕事がないかよく聞かれてました。

今回は半農半Xでがっつり住み込み農業バイトではないのですが「秋田の冬はこんな仕事があるよ」と各地で出会った農業バイターの友達に発信する気持ちです。
農業をきっかけに秋田の関係人口が増える動きができたらいいなと妄想しています。

今回は半農半Xにはなりますが、私の体験談で興味を持つ人が増えたら嬉しいです。

2.仕事に集中できる環境にいたい

「東成瀬村で半農半Xってぴったりじゃん」
プログラムを読んで真っ先にそう思いました。

なぜかというと、言葉を選ばずにいえば…東成瀬村は「何もない」地域です。ど田舎です。
Googleマップで見ても、周りは田んぼ、山、川。

たぶん今は全部雪で真っ白なはず

でも何もないからこそ、誘惑もない。仕事に集中できる。そう感じたからです。

過去に農業バイトをしながら空き時間に副業でリモートワーク(Webライター)をしていたのですが、観光地が多い地域で暮らすとどうしても休日は遊びたくなってしまって、あまり仕事がはかどりませんでした。(それは自分のスケジュール管理が下手なせいではありますが…)

だから仕事に集中して作業できそうな東成瀬村はぴったりだと思いました。半農半Xというか宿泊型コワーキングスペースとして活用するイメージですね。

ちなみに、今回私は半農半Xの"X"の部分(午後の自由時間)は投稿作成の時間にします。
現在、農業バイトの経験を活かしてインスタで仕事の紹介をしていて、将来的にちゃんとお金を貰ってやっていきたいと準備中です。↓

油断すると昼まで寝転んでダラダラしてしまう怠惰な自分を奮い立たせてやっていこうと思います。という宣言も兼ねてnoteを書いてみました。

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