やること
幸い仕事場で面倒を見ることが出来てる猫。
「猫を保護しました」「この子は保護猫なんです」
ってよく見聞きするし、そういう話が身近な仕事をしていますが実際のところ、保護した後に何が起こってるのかを話として聞くのと、体験するのとではものすごい差がありますな…!話聞いてても大変そうだーとは思いますが、想像はエネルギーあんま使わないですもんね。
ねこ氏の場合、動画を撮って、写真を撮って、朝ご飯を適量量って、チュールに薬を混ぜて飲ませ、お腹いっぱいになって気が緩んだところで目薬をさす。
それから犬が使ってたクレートに移して、その間に部屋を掃除機がけする。
クレートはカバーが洗濯できるので、中敷きと合わせて洗ってる。
ケージを覆うこたつぶとんをはがして外に干し、使ったブランケット類も洗濯して干す。昨日干したやつを今日のために部屋に入れる。
部屋に戻して日向ぼっこなどしていただく。
時間があったらよく寝るように猫じゃらしを振って体を動かす。
なるべく言葉もかける。
お昼にちょい足しでごはんをあげる。
ノミ取りブラシで梳いてみるけどノミらしい死骸が見当たらない。茶色いカラカラしたやつはカサブタなのかな。それともそれが死骸?
夜の分のご飯を量って与えて、少し遊んで油断したところで夜の目薬。
保温のためのこたつをケージ側に移動して、猫をケージに入れたらカバーをかけ、お水の量をチェック、新たに継ぎ足しておやすみと声をかける。
お部屋の出入りでは粘着テープで猫が触れたところをコロコロと綺麗にして、手は除菌ソープで洗ってから除菌フォームで追い除菌。
手の甲が粉吹いてきたなぁ。
部屋に入る時に使うスリッパで、犬の部屋には入らない。
洗濯物も猫のは下、犬のは上。
私結構面倒くさがりなんですけど面倒くさがってる場合ではないのでエネルギーひねりだしてやっている。お陰で日々の睡眠時間が5時間くらいになっとる。(今日は夜仕事がないので寝ます!!)
通院がある日はこれにクレートinして動物病院へGO!が加わる。
(写真閲覧注意。深いひっかき傷があります)
さらに、猫飼育の大先輩とケア環境などで話しているときブルーシートがあることを思い出したので、今更だけどやらないよりはと部屋に敷いてよりダニが散らないようにした。清掃にもうひと手間かけてよりリスクを減らせる。
猫に割く時間が多くて犬が拗ねる。
撫でてマッサージして名前を呼んで褒めて抱っこして安心させている。
体がひとつしかないのだ、申し訳ない。
あの猫が元気になって、誰にでも可愛がってもらえるようになるまでもうしばらく我慢させちゃうけどごめん。
この「大変」が1週間後とか2週間後に「ああーすっかり綺麗になって!かわいい!最高!」って喜び歌い踊り狂う自分の姿を想像しながら明日もルーティンこなします。
保護猫のお世話をしつつ夢の話を書いたり日々のあれこれを書いたり打ちひしがれたりやる気になったりしております。やる気はよく枯渇するので多めに持ってる人少しください。