カップラーメンを食べる度思い出す小栗旬
情熱大陸かなにかの番組で、小栗旬が楽屋かメイク室でカップラーメンを食べる時
「僕のこだわりは『お湯を少なめに注ぐこと』なんですよ」
とカメラに向かって話していた。
もちろん密着しているディレクターもそれを受けて
「どうしてですか?」
と聞き返す。
すると、小栗旬は
「味が濃くなるから」
と答えた。
見ている全員が
まんまかよ
と思ったことだろう。
僕は他のシーンを全部忘れているけど、ここだけ鮮明に覚えている。
いや、なんでそれ話したの?
という面白さもあるし、なんでそれ放送したの?
という二重の面白さが心に焼き付いている。
結局僕の記憶には残っているし、きっと、あのドキュメンタリーを見たほとんどの人間がここのシーンは覚えていると思う。
そう考えると、これはディレクターのセンスであり、印象に残るだろう編集をして僕たちに公開したのだ。
そこにセンスは感じるけど、他の内容全部覚えていないからやっぱりセンスないのかもしれないともちょっと思ったりもする。
どうなんですかね。
でもここのくだり、小栗旬の人間感が伝わってとても可愛らしくて好きなんですよね。