彼らが本気で編むときは、

ずっと見たかった映画を最近ようやくみることができた。

「彼らが本気で編むときは、」

本当に温かくて素敵な映画だった。

いつもキラキラしててかっこいい生田斗真さんは

とても女性らしくて美しいトランスジェンダーの介護士リンコ。

明るく頼れるにーさん役の多い桐谷健太さんは

とても誠実で優しい恋人マキオ。

ネタバレになるのでここではあまり話の内容については書きたくないが、

この映画のテーマはLGBTと家族の在り方（差別や育児放棄を含む社会問題）である。

コンビニおにぎりばかり食べていたマキオの姪っ子リンちゃんが

リンコさんに作ってもらったキャラ弁を食べるのが

もったいなくて、家に持って帰って食べようとするシーン。

家で開けて食べると時間が経っていたためにお腹を壊してしまったところとか

リンコさんがリンちゃんの本当のお母さんになりたい気持ちや、女の人として生きることへの葛藤一つ一つ

涙を流して見ていた。

私はこの映画をみて、人を受け入れることの大切さを改めて感じた気がする。

否定せずに受け入れてくれる環境がそこにあれば

人は生きやすさを感じて生きていけるのかなあ

と思った。

自分の意志をもちながらも、どんなことも否定せずまず一度受け入れること。

人への思いやり温かさ。

大切に生きていきたいなあ。