僕の第1次森高ブームとブームの終焉、そして第2次森高ブームに至る雑文③
偶然なのか必然だったのか、再会編です。
アイドル断ち(正確には森高断ち)してから15年近く経ちました。僕も三十路に突入しました。
森高が復帰してTVで歌っているのをチラッと見たことはありましたが、自分でも驚くほど何も感じず、本格復帰なのかスポット参戦なのかにも興味は湧きませんでした。
SNSの海外サッカーアカウント時代に森高の若々しい近影が話題になった時には、「とても○○才だとは思えない」と画像を添付して投稿しましたが、それもSNSでは話題に対して何かひとこと言わねばならない風潮があるからです。
ただ、「昔ファンだったからフォロワーのお前らより詳しいわ」という自負がそうさせた(笑)と言えるかもしれません。
僕は相変わらず洋楽ロックの大海で泳いで遊んでいる状態で、日本の音楽シーンには今も昔も全く関心無く、地上波を見ることすら稀な人間です。YouTubeで登録しているチャンネルも洋楽アーティストかボクシング、格闘技、リバプールFC、オカルト、怪談だけです。
今年の1月、正月休みのことでした。僕のYouTubeのおすすめに1人の日本人女性歌手の動画が現れました。これです。
ちょうど女性洋楽アーティストの動画を立て続けに見ていた時です。
Kate Bush、Blondie、Heart、Paramoreあたりだったと思いますが、YouTubeで彼女たちを観たり聴いたりするのは日常的なことです。ですが、その関連で日本人女性歌手がおすすめに現れることは今まで一度もありませんでした。
AIがどういう基準でおすすめを表示してくるのかは知りませんが、何故僕がかつて『Lucky 7 Live』原理主義者だったのを知ってるのか?何故『この街』が森高ベスト3に入るほど好きな曲だったのを見破ったのか?(YouTube恐るべし)
それに何故クリックしてしまったのか?も謎っちゃ謎です。条件反射、もしくは魔が差したとしか思えません(笑)。その時の左クリックが僕を森高沼に引きずり戻すフックになったのです(ありがとう右手人差し指)。
サムネ画像でも十分すぎる程可愛いですが、ステージに立って歌ってる時の森高千里の輝きが人知を超えているのを、ほんの一瞬でフラッシュバックして15年振りに思い出しました。エレンと超大型巨人の再会「よう、、、5年振りだな」どころの話ではありません。
特にこの日、アンコールで髪をアップにして歌唱する森高は本当に神々しかった。
そして、このあと森高沼に望んで入水することになる決定的な出来事がありました。
それは、僕が森高から離れていた15年の間にリリースされていた数々のライブ映像作品『森高ランド』『1990年の森高千里』『古今東西~完全版』『ザ・森高』を、「もうファンじゃねえ」(原文ママ)と公言していた兄が、何故かすべてBlu-rayで所有していたことです(これが最高に意味不明だった)。これは第1次森高ブームの頃にはもう二度と出ることはないと思っていたブツです。
それからはBlu-rayを貪るように観ました。その中でも、特に引きつけられたのは『ザ・森高』ツアー渋谷公会堂のライブ映像です。
前半の『青春』で歌詞をトチる森高。
後半の『その後の私』でボロボロに崩壊する森高。
その汚名を挽回するべく「死ぬ気で」『夜の煙突』『Get Smile』を踊りまくる森高。『Lucky 7 Live』とは違う種類の興奮と感動がそこにはありました。
その後の僕(Lomaコネクション)がどうなったのかは、みなさんご存じの通りです(誰も知らねえよ)。
ツイッターとインスタ、LINEのアイコンはアンナ・カリーナから森高千里へと変わり、毎朝恒例にしてる画像付きおはようツイートも女性洋楽アーティストか海外女優専門だったのが、毎日森高千里になりました(とさ)。
そして6月18日、ついに森高のライブに初参戦です(Xデー)。気づいたら10代の時より沼にハマってしまいました。
劇終
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