iPhoneでSiriに頼んでメモを取る方法

知らなかった、かつ、これは使える、というのをピンポイントで紹介。

2番めの「メモやリマインダーに登録する」でiPhoneの標準メモアプリでメモを取るのをSiriに頼む時の頼み方が紹介されているが、実はこれを知らなかった。

もちろん、Siriに「××ってメモして」と頼んだらメモを作成してくれるというのは知っていた。
だが、この言い方だと、例えば「ささやき声を拾ってくれるようなイヤホンマイクがあったらいいな、ってメモして」みたいなことを頼みたい時、途中で息継ぎとかして一瞬の中断があったりすると、最後の「メモして」まで言わないうちにSiriが「何を頼まれているのかわかりません」的な応答を返すことが多かった。
英語だったら冒頭にやってほしいことを動詞で言うからこれは起きないんだよなあ、日本語の文法的弱点だよなあ、なんて思っていたのだった。

上記リンク先のページでも、本文中では

「○○をメモして」と言うと内容をメモアプリに保存します。

iPhone Mania 【使い方】iPhoneでSiriをもっと使いこなそう

としか紹介されていないのだが、左隣のスクリーンショットを見ると違う頼み方をしているのだ。
それは、まず「メモを取りたい」とSiriに頼み、Siriがメモの内容を問い返したらメモにしたい内容を話す、というやり方。これなら「〇〇ってメモして」と言ってる途中でSiriが聴き取れなくなってしまうという事態を防ぐことができる。
他の言い方でも試してみたところ、「メモとって」や「メモ」でも大丈夫なことがわかった。今後はSiriに頼んでメモを取ってもらいたい時は「メモとって」にしようと思う。

以下、余談。
Siri相手ではなく人間相手にものを頼む時でも、先に長々と内容を語ってから最後に「……ってメモして」というような指示の出し方はあまりよろしくはない。
日本語の文法で普通の言い方をすると、「……である」なのか「……ではない」なのかが最後の最後まで聴かないとわからないからだ。
長めの修飾部が付く時も常に前からなので、「〇〇で、〇〇で、〇〇であるような××」という言い方だと、話の主題が「××」のことなのか全然別の「△△」のことなのかこれも最後の最後まで聴かないとわからない。
日本語ってのは文法的にそういうものなのだ、ということを意識して、指示を出したり説明をしたりする時は英文法的語順を意識するほうがいいんだろうなと思っている。

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