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お金の進化

お金の進化

1、最初、お金は金貨に代表される物だった。

2,それが紙幣に変わった。
金は家に置いておくと盗まれる。
そこで頑丈な金庫を持つ金庫屋さんに金を預けて、預かり証(紙幣)を発行してもらい、その預かり証が流通する様になった。金庫屋さんの預かり代=金利。
100万円分の金を預けたら、1000円の預かり証(1000円札)を1000枚発行し、貰った人はそれで支払う。その方が軽いし、便利。1000円札を金庫屋さんに持っていけば、いつでも金1000円分と交換してもらえる。

3,紙幣の水増し
金庫屋さんは誰も金との交換を求めに来ないことに気が付いた。
それで、水増しして紙幣を発行しても問題ない、と紙幣を水増し発行できることに気が付いた。
100万円の金があるとすると、100万は金の持ち主に紙幣を発行し、900万円の架空の紙幣を発行できる。レバレッジ10。
金を貸してくれ、と言う人に900万円の紙幣を印刷して渡す。金利も10倍取れる。もし、借り手が破産したら借り手の900万円分の財産(不動産、奴隷等)も没収できる。これが銀行。

4,金の裏付けの廃止、無制限の紙幣発行
戦争等であまりに紙幣を発行しすぎ、怪しまれて金を返せと言う人が増え、元手の金が足りなくなってしまった。先の例で言えば、100万円あった金は90万返してしまい元手の金は10万しかない。一方、1億以上紙幣を発行してしまったようなもの。
そこで、元手の金と関係なく、いくらでも紙幣を発行できるようにルール変更した。ニクソンショック。
そのままだと紙幣の価値が落ちるので、石油決済通貨に強制指定しお墨付けを与えた。疑似石油本位制によるドル基軸通貨体制。
(現在、紙幣でなくコンピュータ上の数値になってますが、便宜上、紙幣と言ってます)

5、風船の爆発(現在)
あまりに増えすぎたお金という風船が破裂。リーマンショック
さらに紙幣を発行してごまかし、無理やり戦争(911、感染、気候変動)ビジネスに邁進するも、金利が上がり、石油決済のお墨付けもなくなりそうで、虚構の金融システムはご臨終寸前。

6,振り出しに戻る(未来)
虚構の金融が消え去った後、全く新しい金融システムにリニューアル。
1の物ベースのお金に戻るのは、お金の流通量が多すぎて現実的ではないので、2の金本位制兌換紙幣に戻る。
大量の金と紙幣の一対一リンクの問題は、ブロックチェーン技術を使えばできそう。
ビットコインでさんざん実証実験済。計算は大変だが量子コンピュータならできそう。
ブロックチェーンがブレークスルー技術。

上の解説で、「紙幣」と言ってるのは、「コンピュータ上の数字」と等価です。 そのお金としての価値が、紙になってようが、コンピュータ上の数字であろうと同じなので。 今、ほとんどはコンピュータ上の数字ですね。 銀行預金、クレジットカード、〇〇PAYなど、株や債券も。

https://twitter.com/okkkieee/status/1705039702217433304