少年のシークレットは唯一であり公の秘密

三島由紀夫のこの一説、

どんな人間にもおのおののドラマがあり、人に言えぬ秘密があり、それぞれの特殊事情がある、と大人は考えるが、青年は自分の特殊事情を世界における唯一例のように考える。


投稿した頃は、「煌めき」を絶賛制作してる時で、
少年の秘密は触れられぬ唯一のスペシャルと捉えてたけど

ライフステージが変わり、PtIIIを出した今では

大人のシークレットはそれぞれにあり、それぞれが無自覚的にそれを共有し合い、存在していることが見えてくるのに対して、少年のシークレットは少年にとっての唯一でありながらそれは公の秘密として既に自分の世界の中で共有されているもの。

みたいな感じで少年側につくか大人側につくかで見方が変わっていて面白い。そしてスペシャルな少年にいつだって戻れると言うことも。

なんかこんな音楽作れるようになりたいな。

それにしても三島由紀夫、文章上手いな...

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okkaaa
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