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ニューラルネットと睨みっこしながら人工知能と音楽について考える習慣が始まる
自分のTwitterの概要に「研究領域:ニューラルネットと音楽探索」というのが追加された。もっと正確に言えば、音楽特徴量データセットを用いたクラスター分類によるジャンル識別と、ニューラルネットを用いた変分オートエンコーダを用いた音楽生成モデルとその生成過程を人為的な創作をもって人工知能との共創を図る検証、、そんなとこだろうか。
というわけで大学生活、今いい感じで楽しいのは、卒業研究。今まで学んできたことを使って、自分の内面と社会とが密接で手を繋ぐような瞬間を見つけられるのは楽しいね。んで、それを突き止めるのも最高に楽しいね。ちょっと音楽に似てるのよね。できることならば、一生研究みたいなことをしてたい。
テーマは人工知能との共創。日々ニューラルネットと睨めっこをし、今年の音楽の特徴量を抽出して定期的に論文を読んでる。近年深層学習で音楽探索をする試みは盛んでかなりの研究があるけれども、大体海外の文献なので日々国境を越え、専門用語をしらみつぶしに調べ脳内へ叩き込んでいるわけだ。いつかはMedium あたりでしっかりと腰を据えて発表ができたら最高だなと思っている。近々noteでもサーベイ公開しますね。(ちなみにこの領域に興味のある同級生はぜひokkaaa.info@gmail.comまで連絡待ってます)
とはいえ新作「Heartbeat」の封が切られた今は、全ての準備の期間が報われどうこの作品を広げていくかということに夢中である。インスタグラムにアーカイブとして残すべくMusicVideoや撮影背景を投稿していると、あぁここが使われたのかあと感慨深くなりながら自分の音楽を広げていく行為を楽しんでる。
ちなみに今回は結構オフショットがあるんですよ。割とふんだんに。こんな写真とか。
©︎Yuya Izukawa
今回のMVのクリエイティブに関しては監督に一任してたので僕は靴にテープを貼る係を徹底しました。いやほんとに、それぐらい任せてたんだって。
いつもは全て自分でやってみようという感じなのだけれど、一度自分以外のプロと関わり合うのは重要だなあと感じてます。とはいえ、誰かと一緒に作品を作るということは、責任というものがどこからともなくやってくるもので、これはとても大変なことではあるけれど、もっと大変なのは、それ以上に責任を請け負ってくれるメンバーの存在なのですよ... お互いのリスペクトまじ大切にして生きていきたい.
自分のアー写がその作家の作品として残り続けるのも泣けるし、自分の音楽が映像として監督の作品として残るのも泣けるし、コラボしたアーティストの作品のバイオグラフィーに自分が載るのも泣ける。畢竟、自分の作品が誰かの想像力の範囲を超えて形に残るのはやはり素晴らしいことだなと感じる。久々に皆んなと作品作ってみて本気で再実感してる。ここら辺は思うことあるのでHeartbeat特集を組んでしっかりと文章にしたいものですね。もう少しお待ちください。
他愛もない独白を読んでくれてありがとうございます。個人的な発信ではありますが、サポートしてくださる皆様に感謝しています。本当にありがとうございます。