俳号
私の趣味の一つ、俳句。
俳句を趣味・・・と意識し始めたのは、大学院博士後期課程在籍中でのこと。
そのときの指導教官から、
「君の研究報告はロジカルだけど、面白みがないし、雅さがない。何か雅さを醸し出せるような趣味でも持ちなさい」
という、冗談なのかまじめなのかよくわからないアドバイスがきっかけ。
・・・ずいぶん昔に、・・・中学生の頃^^
国語の授業で、短歌を作るという活動があったのだが、
その時に詠んだ短歌を、① 先生が褒めてくれたことが、この時に急に思い出して、さらに、これもまたずいぶん昔に好きで見ていた「神々の詩」というテレビの紀行番組で、② よく高浜虚子の句が冒頭で詠まれていたのを見て、カッコいいなぁ~と思ったこと、③ さらに私が大好きなさだまさし様のコンサートでも時折虚子の句が話題になったり・・・と、「事を始めるのに3つの理由があれば十分」法則(誰が言ったか知らんが)にもとづいて、
じゃあ、俳句、やってみよう
ということで、今日までせっせと詠んできました。
基本、我流。
別に句会にも所属していないし、どなたかの師事を受けているわけでもない。
入門書を1,2冊を読んだぐらいで、
それも斜め読み^^;
ちなみに最近の俳句ブームの火付けとなった「プレバト!!」をほとんど観たことがない。
作った俳句もあまり人に見せることもなく、大学ノートに書き留めるだけでしたが、
2008年から中国の大学で日本語を教える仕事を始めたときぐらいから、
「人人網」やmixiというSNSで、俳句でつぶやき始めてから、
少しずつ人の目に触れるようになってきました。
で、いまは、Instagramに写真俳句的な感じでアップしています。
さらに、2年前に、あるオンラインコミュニティに参加したことで、
この私のInstagramもけっこういろんな人に知られるようになり、
今年に入って、そのコミュニティの活動の一つとして、
「俳句部」を作ってみたらという周囲のすすめもあって、
なんとその部長に今、なっています^^
で、部長になったからには、やはり入門書斜め読み程度じゃダメだなぁと思ったので、改めて読み直したり、新しく関連書籍を買ったりしました。
そのなかで、先ほどの「プレバト!!」でも有名な夏井いつき先生の著作を一冊読んでいたら、俳句初心者であっても、自分の「俳号」を持つべし!!とあった。
俳句を趣味と思い始めてこの20年余り。。。
全然そんなこと、考えもしなかった(*ノωノ)
ということで、今年の三月ぐらいにやっとこのように決めました。
「澳吉」です。「おきよし」と読みます。
これは、私のニックネームを中国語の音訳したものを、今度はその漢字をそのままにして、それを日本語読みにしました。
最近、日本語学校の学生から、どうしてこの俳号になったのですか?由来は?と聞かれたので、説明したら、
小動物の手作りブックカバーにありそうな名前で、可愛い、響きもいい!
と褒めてくれた。
そもそもこの中国語の音訳となった「澳吉」は私が付けたのではなく、
30年前大連に留学中にとても仲良くなった中国人の友だちに付けてもらったもので、そのときもその子が、挺可爱的!という感じで付けてくれました。
やっぱりこれ、今でも可愛いと感じられるんだなぁ~と妙にうれしく思いました。
ということで、私の俳号のお話でした。
私のInstagramはココ👉(@masanobuokitu)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?