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田舎暮らしのトイレ事情


生物として生きるうえで、なくてはならない行い。
食べる、そして出す。

食べることに関しては
メディアやSNSで見ない日はないくらい
情報にあふれている。

が、出すことに関しては、情報が少ない。

田舎暮らし小屋暮らしをするにあたって
トイレをどうするか??

うちは、上水道はもちろん下水道も引いていない。
浄化槽を設置するのもなんだか大変そう。

コンポストトイレを本で調べると
作るのが案外大変そう・・・。

そこで、うちの場合。
(これが絶対正しい方法かどうかはまだ検証してません)

かつて母の介護用にと父が買った大人用のオマルが
実家に眠ってまして、これがなかなか立派。
見た目は家具調の椅子。
座面をあけると便座があらわれて
下のバケツに汚物がたまるようになる仕組み。

それをもらってきて
下にブロックを敷いて、囲いをし
トイレスペースを作成。

明るくて開放的なトイレスペースは
暗くて狭いトイレの概念を覆す
便器の清掃にはクエン酸水を使用

目の前が川なので天然の流水音の中
おしっこをし、雨水で薄めて草むらへ捨てる。

問題は「大」の場合。
いろいろ考えた結果、
バケツにいつも無料でもらってくる「もみ殻」を
敷き詰め、そこへ用を足し
(そうするとバケツが汚れない)

また、もみ殻をかぶせて「大」を包み込み
余った木材で造った「デコボコ堆肥箱」に捨てる。


時々、枯れ葉を集めてきて投入し
堆肥になることを期待。

さらに猫のトイレも猫砂を買ってくるのではなく
この「もみ殻」を使っているので


猫が用を足した後のもみ殻は
焚き火台と煙突を組み合わせた「自家製燻炭器」で
もみ殻燻炭にして、そして、デコボコ堆肥箱へ。

量も減るし
「大」の消臭効果にもなるらしい。

オマルに用を足す生活になると
自分が出したものをまじまじと見つめる日々。

それで今日の調子がわかってくる。

今日どんなものを食べて
そして、どんなものを出すのか。

自然の循環を語るうえで
これ以上に大事なことはない、と思ったりする。

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