田舎暮らしの洗濯事情
うちは電気ガス水道契約なし、
なので洗濯機などあるはずもなく。
洗濯はどうしてるかというと、、、
そうです、川で洗濯です。
すぐ裏手に鮎釣りもできるくらいきれいな川があるので
暑い日は、水浴びしがてら、洗濯もしてしまうという田舎暮らしならでは、の生活スタイルでやってます。
いや、実は川で洗濯、てどうなんだろ?て最初思ってました。
匂うんじゃないかな?と。魚臭かったりしたらどうしようかな?と。
それが、全然。
真夏の炎天下に干すからだと思いますが、すっかり太陽熱消毒されて
洗剤なんか一滴も使ってないのに、全然匂わない。
しかも、軽くしか絞らないから布地も傷まない。
いつも、ぼたぼたと水滴垂らしながら、外干ししてます。
ただ、毎日、川で洗濯というわけじゃなく
下着類などは、たらいに水をためて洗ってます。
毎日のルーティンはこう。
たらいに無料水汲み場から汲んできた水をためる
↓
ハッカ油を一滴たらす
↓
顔と頭を洗う(というか水で流す)
↓
手拭いを濡らす(手拭いが便利)
↓
絞った手拭いで全身を拭う
↓
手拭いをゆすぐ
↓
その水で下着類をやさしく押し洗い
↓
その水で靴下を洗う
↓
最後に足を洗う
↓
植木鉢に注水(洗剤は使ってないので大丈夫)
2リットル弱の水で、全身の禊ぎと下着の洗濯までやってしまうという都会生活では考えられなかった日々。
あ、ちなみにシャワーは時々、実家に帰るのでその時に借りてます。
時々、温泉も行きます。
そもそも洗濯の必要性って何なんでしょ?
私は、生まれた時からすでに洗濯機がある生活で
「洗濯物を洗濯機に放り込み、洗剤を入れてスイッチを押す」
それが当たり前というかそれしか選択肢がないと思ってました。
でも、ある時、この当たり前って案外不便なんじゃないか?と疑問を抱いたんです。
それは、洗濯機が壊れた時です。
10年使ってたので寿命といえば寿命かもしれないですが
洗濯機の寿命を短くしてるのは、洗剤や柔軟剤なんじゃないか?ていう説がある、て聞いて
「なんじゃ、そりゃ?」てなったわけです。
きれいにしてるつもりが、逆に洗濯槽のカビの原因を作ってたり。
最近は香害といって、キツすぎる洗剤や柔軟剤の匂い問題もあったりして。
川かタライで洗濯してれば、電気代もかからず、洗濯機が壊れる心配もなく、洗剤を買う必要もなく、排水溝が詰まる心配もなく、とにかくメンテナンスが不要。なんて合理的!
話は戻って、洗濯の必要性とは?
汗や皮脂汚れ、泥汚れなどが衣類の繊維に染み込んだままだと、カビや菌の増殖の原因になり不快な臭いを発してしまったり、繊維が目詰まりして空気が入らない事により保温性や通気性が損なわれて衣類の役目を果たさなかったりするので、それを防ぐために、やはり皮脂や泥は落として天日干しする。
これが洗濯の必要性かな、と私は思います。
洗剤も使わず衣類を洗う私にはCMのように真っ白なTシャツをさらに真っ白にする事はできません。
白い衣類は、どうしても黄ばんでしまいます。
そこで、ふと思ったんです。
「草木染めか、藍染したら良いのじゃない?」と。
藍染には、虫除け効果や繊維を強くする効果があると言われてるらしく、汚れも目立たないし、一石三鳥くらいありますね。
昔の人は、知ってたんでしょうか?
何だか今よりずっとハイテクですね。
いつか近い未来
「今どき、洗濯機で洗剤使って衣類を洗ってるなんて遅れてる〜」
なんて時代がやってくるかも?
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