デザインの良いスマホとは
先日「なぜ日本のスマホはデザインが致命的にダサいのか」という投稿を見かけたが、思えば、スマホのデザインはどれも似たり寄ったりの微差でしかないので、デザインの良いスマホというものを考えたことがなかった。ここで少し考えてみようと思う。
デザインの良いスマホについて、個人的な考えを整理すると、最も重要なのは平らなテーブルに置いてもガタつかないことだ。多くのスマホは背面のカメラが飛び出していて平らな場所に置くと不安定になる。これは地味に不便だ。だから、デザインとしては背面が完全にフラットであることが第一条件だ。
次に、握りやすい厚みと幅も重要だ。ほとんどのスマホが画面サイズを大きくしようと横幅を増やし、薄さも追求しようとして、やたら持ちにくいものが多い。適度な厚みがあれば、手にフィットし、長時間使っても疲れにくい。また、幅も手に収まりやすいサイズが理想だ。現在でも使えるレベルのスペックのスマホの中ではiPhone miniのサイズ感が良いとは感じるが、さらに横幅を少し細くするともっと良くなるだろう。
カメラについても触れておこう。最近のスマホはカメラの数が変な配置でどんどん増えているが、個人的には主張しないデザインの方がいい。カメラが何個ついていても良いが、目立たないように配置されているならなんでもいい。特にフロントカメラが目立たないように工夫されているといい。例えば、ノッチを黒いバーで隠すようなデザインにしてほしい。ノッチは色々好意的な表現で捉えられているが、簡単に言うと、あれはどデカいパンチホールだろう。
ノッチがあったとしても、パズドラのUIのように黒いバーで隠れていると視覚的には邪魔にならない。ノッチの左右まで画が表示されても特にメリットを感じないが、画面インチ数を底上げするためノッチはこれからも残り続けていくのだろう。無くせとは言わないが、隠せとは思う。
最終的に理想とするスマホのデザインは、iPhone miniにMYNUSのケースを被せた状態で、横幅をもう少し細くし、ノッチを黒いバーで隠した形になる。こうすることで、平らなテーブルに置いてもガタつかず、握りやすく、カメラも目立たず、フロントカメラも気にならないスマホが完成する。
このデザインが実現すれば、使いやすさと美しさを両立したスマホになるだろう。もちろん、これは個人的な好みの話ではあるが、そんなスマホが出てきたらここに確実に使う人間は一人いるし、似たような好みの人もいるとは思うので、是非作ってもらいたいものだ。
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