独学で国家総合職【政治・国際・人文区分】受験・合格記ch.1:全体概要
・はじめに
はじめまして。沖田です。独学で国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)の政治・国際・人文区分を受験して合格したので、備忘録として記事を残そうと思います。この記事を書く目的は、
1.後世(?)の独学受験者が参考にできるサンプルを増やす
→特に、法律区分に比べて政治・国際区分は受験者が少なく、また令和6(2024)年度より試験内容の変更があったので、それ以降のサンプルが必要だと思いました。サンプルを増やすのが目的なので、「勉強法・コツを伝える」という側面は弱いかもしれません(そういう内容も書きはしますが)。
2.私の個人的な備忘録
→主に人物試験(面接)対策を通じてですが、自分の過去を覚えておくということに一定の価値があると思うようになりました。そのために、個人的に試験のことを書き残しておきたいのです。
の2つです。私自身、ネットに転がってる情報にかなり助けられたので、私も助ける側の一員になれたらなと思います。
主に時系列に沿って、経験とか対策とかを書いていけたらと思います。
・前提(受験者の初期スペック)
受験者(私)の初期状態を示しておきます。
1.中学受験経験アリ
→数的推理は中受の算数の問題に近いので、ほんの少しですがアドバンテージがあったと思います。
2.大学受験経験なし
→指定校です。受験勉強は微塵もしてません。
=英弱の底辺。高校で受けたTOEICは300点台。分からなさ過ぎて途中で寝た。そこから進化していない英語力。そして全く知識のない歴史系科目。
3.大学の学部は法学部政治学科
→政治学、国際関係(一部)、行政法(基礎)、ミクロ・マクロ経済学(詳しい計算はやっていない)、民法(一部)は大学の授業で履修していたので、事前知識がありました。
憲法は?と思われた方。コロナ禍の必修科目なんて、適当にレポート出せば単位が来たものです。そこで得た学びは0です。
4.大学院進学予定
→なので、今回の受験は「あらかじめ受かってればラッキー」程度の感じで受けました。
と、こんな感じです。大学受験を経験しておらず、英語と世界史・日本史の知識が薄すぎたのが痛手でした。
・全体の流れ
次章以降で時系列に沿って詳しく書きますが、概要を書いておこうと思います。
2年春休み:「そうだ、公務員になろう(遅い)」
3年4~7月:英語の勉強&夏休みに向けて参考書を買い漁る
3年夏休み:英語の勉強&参考書1周目
3年10~1月:TOEICで目標点に到達し英語の勉強を辞める
参考書2周目
3年春休み:参考書3周目(の8割くらいで一次試験に突入)
至ってスタンダードな進行だと思います。訳あって3年になっても春学期は月~土まで大学がある身&英語の勉強が必要だったのでかなり進度は遅い方だったと思います。
多分、真面目にやれば1年間で参考書4周は行ける。
ということで、次章からつらつらと書いていきます。