【ロシアW杯一言戦評】第⑭日(GL最終節③)

韓国✖ドイツ

バスケットボールのようにゴール前からゴール前へのオープンな展開になった試合は、バスケットボールと違って決め手もスコアラーも欠いた。失点に慌てて攻め上がったGKノイアー"攻撃範囲"の広さにも自信があるのか、相手ゴールから遠く離れたシューティング・ガードのようなポジショニング。ターン・オーバーでトドメを刺されるW杯史に残る珍プレー」

メキシコ✖スウェーデン

「空中戦を制圧してメキシコのパスワークとカウンターを寸断したスウェーデン。ゴールをこじ開ける術だけがなかったが一瞬のスキをものにして試合は一変敵・味方問わずコントロールミスが得点に直結する幸運の連続でまさかの自力突破引き寄せる。打開策を見つけられず他力本願を祈ったメキシコはまさかに次ぐまさかの2位通過」

セルビア✖ブラジル

「対面するはずだったイバノビッチマルセロがそろって欠場するアクシデント。"役者"ネイマール引きつけたところでコウチーニョが仕事するのが今大会"カナリア軍団"。セットプレーに活路を見出したいセルビアだったが、体格差を活かしきれずファウルがもらえない。前大会に続くメキシコ戦に臨むブラジルだが、幸か不幸かドイツはもういない」

スイス✖コスタリカ

ブラジルセルビアがつぶし合えば"漁夫の利"を得られるスイスは今大会で初めて先手を取ると、あえて荒らすこともせず優位な試合運び。前半からミドルに次ぐミドル相手ゴール前打ち寄せた"豊かな海岸"こと"コスタ・リカ"は一時"引き潮"状態になったが、終了間際にまた"満潮"。余韻の残るきれいな日没をファンにプレゼント」

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かとう【サ行】中
「サ」ポートに「シ」ェアと「ス」キ…『「セ」ンスが爆発してますね』という「ソ」ウルフルなリアクションまでお褒めの"サシスセソ"ください!