【W杯一言戦評】グループ別まとめ〈D組〉

①アルゼンチン✖アイスランド

アイスランドの献身堅守はユーロで証明済みだし、アルゼンチンのスロースタートもW杯の風物詩。宇宙人メッシPKも決まらず相手に当たって入るラッキーミドルもなく終了間際のFKまで壁に当て、前日のCR7との好対照ぶりたるや

②クロアチア✖ナイジェリア

「奇抜でおしゃれなユニフォーム対決は実現ならず。アウェーユニのデザインそのままに野性味あふれる戦いをするナイジェリアは、シュートも野性的すぎて枠に飛ばず。噛みつかれぬようスペースを消して相手を野生動物のごとく扱いきったクロアチアホームユニのデザインそのままにチェスのような手堅い試合運び」

③アルゼンチン✖クロアチア

「監督が代われどアルゼンチンは変われず。例によってメッシを活かすシステムはビルドアップがままならず、困ったらトップを全投入。このバカジェロ!じゃ済まないだろうからGL敗退して本国に帰国する際はどうか守ってあげて。クロアチアのプレスより食い気味だったのは、得点が決まってからずっとキマったままの日テレ中野アナモドリッチボバンを超えた日」

④ナイジェリア✖アイスランド

「前半から"バイキング・クラップ"で士気を上げたアイスランドはロングスロー連投。手負いの〈スーパーイーグルス〉には野生動物ばりの反射神経、ムササビのごときジャンピング・トラップで形勢逆転。数時間前の試合とは反対にVAR判定で得たせっかくのPKも、数日前の試合と同様に頼みのエースが外しては≪昨日の敵は今日の我≫

⑤ナイジェリア✖アルゼンチン

02年日韓・10年南ア・14年ブラジル大会でも同組でいずれも負けているナイジェリアにとっては"四度目の正直"南米予選の最終節しかり窮地で点を取ってチームを救う"メッシア"も、今日の試合は"二点三点"させられず。悲壮感とともに進む試合でもっとも悲しかったのは、前面に出す闘志衰えていない"働き蜂"マスケラーノ攻守両面での衰えぶりたるや。ハンド疑惑VARから逆転ボレーのロホは地獄から天国の"既死回生"

⑥アイスランド✖クロアチア

欧州予選の最終節までしのぎを削った(直接対決は1勝1敗)ライバル同士による"三度目の決戦"。大黒柱ラキティッチのみならず全とっかえしたDFライン含め8人も変わった相手を見て(ラッキー♪)と思ったかはさておき、連戦のハードワーク"ハンドラック"で報われた。三戦目でやはり総合力を試されたが、初出場国らしからぬ戦いぶりに拍手"ハンドクラップ"

〈D組〉総括
『チェス・プレイヤーと氷の国の海賊たち。野生動物はかませ犬』
《ベストバウト》アルゼンチン✖アイスランド
《掘り出し者》パヴォン(ア)、レビッチ(ク)

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