①コロンビア✖日本
「個人的見解として〈得点機会阻止〉の反則は〈ペナ外=レッド+FK〉・〈ペナ内=イエロー+PK〉でいい(レッド+PKは重すぎる)派だが、開始3分の退場PKはW杯史上とかいう前にサッカーという競技における至上の立ち上がり。これで勝てなければむしろお先真っ暗闇。MVPは言うまでもなくマーカーを圧倒して点も取っただけでなく終了間際の2本連続シュートブロックまで半端なかった大迫先生」
②ポーランド✖セネガル
「195㎝が2人、185㎝が3人いたセネガルはマネら中背選手との身長差で遠近感が狂って自宅IMAX体験。痛がって時間を稼いで交代すら要求してたはずが、人知れずピッチに戻るや忍者のごとき早業で抜け目なくゴールを陥れたニアンはniangya。サイズもシステムもスピードも備えたセネガルのソリッドな守備をどう崩すか、日本vsセネガルの勝者は(おそらく)アジア・アフリカ両大陸のうち最短突破で興奮MAX」
③日本✖セネガル
「前半のワンチャンスを決め切った日本に、初戦からその瞬間まで完璧だったセネガルは動揺。『よく追いついた』と『あわよくば勝てた』が混在する2-2ほど興奮する試合はない。一戦目で振り向かせた国民を二戦目で惹きつけ、三戦目にちゃんとクライマックスを持ってきた日本代表は列島に最高のエンタテインメントをもたらした。柴崎がピルロになった日」
④ポーランド✖コロンビア
「3分間しか11人で戦っていないコロンビアにとって、開始30分は大会初戦のやり直し。徐々に慣れるにつれて"らしさ"を見せはじめ、セットプレーで解き放たれたら本来の姿に。調子不良だったハメ・ドリと消化不良だったクアドラードが水を得たようにハネてはハシって、取り戻した強さでセネガルも豪快に粉砕すれば日本にとって理想的な形に」
⑤日本✖ポーランド
「大会前に揶揄された通り、名実ともに《忖度ジャパン》になったが勝負事は結果がすべて。"時間費やし"自体はなでしこがすでに実践済み。セネガルが追いついた場合の集中砲火⇒大炎上を覚悟の上でやったのだから、試合は負けても"賭け引き"で勝った以上、アジア・アフリカ10ヵ国唯一の突破を褒めるべき。形はどうあれ、16強はドイツより上なのである」
⑥セネガル✖コロンビア
「引き分けでもいいセネガルは守備的に入り、勝ちが欲しいコロンビアはハメ・ドリの負傷交代で暗雲。ポーランド先制の一報でこっちの一戦が"ボール回し"になるのではと危惧されたが、セットプレーがチームのメンタリティと別問題なのはすでに日本が身につまされていた。GKを弾き飛ばすキャノンヘッドは、次戦への扉をこじ開けるにふさわしいゴラッソ」
〈H組〉総括
『《ぼた餅ジャパン》と"フィジカル・セネガル"』
《ベストバウト》日本×セネガル
《掘り出し者》サール(セ)、ミナ(コ)、クルザワ(チ)
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