①イラン✖モロッコ
「"アラブカタブラ"とか言った矢先のアラブ対決。レベルは下がれど実力伯仲のチーム同士の真剣勝負を見れるのがW杯の醍醐味。かつて同じ血を分かたれた者たちが痛み分けを嫌がり精根ふりしぼって死力を尽くした一戦はまさに"聖戦=ジハード"」
②ポルトガル✖スペイン
「『紅白戦でやり慣れてるだろうに…』と誰もが思った幕開けで口火を切って起爆したおかげで〈イベリア戦争〉勃発。"アラブカタブラ"に続く呪文は"ポルトガル・ポルンガ"ミドルに"スペイン・スペクタクル"。やられたらやり返す白熱シーソー・ダービーはもはや今大会のベストバウト」
③ポルトガル✖モロッコ
「ポルトガルは〈イベリア戦争〉から二カード連続の隣国対決となる〈西地中海戦争〉。PKO活動が目指す平和の象徴どころか戦火をヒートアップさせるPK騒動の焦点となったアムラバトはモロッコの天然危険物。もし主審の無線インカムの不具合でペペのハンドがVAR判定にならなかったのであれば2回目の"ポルンガ"発動。残す願いはあと1回」
④イラン✖スペイン
「得点なんぞイランとベタ引きして引き分けを狙う文字通りのワンサイドゲーム。前半から接触プレーのたびに倒れ込んで時間を稼ぐ相手に『おいおい今はお祈りの時間じゃないぜ』と毒づいたに違いないジエゴ・コスタが動かしてゲームは好転。大会屈指の珍プレーたるハンドスプリング(前転)スロー失敗(断念)があったのは残り時間あと1分」
⑤イラン✖ポルトガル
「ケイロス氏は元ポルトガル代表監督で同胞対決、地中海の戦国模様に負けじとGKとCBが内紛寸前。とか思ってたら裏の試合も絡んで終了間際に急転直下の急展開、上位3チームの順位をシャッフルさせる"天国と地獄"たるビッグ・プレー(VAR込み)の連続に各国ファンの顔面は紅潮と蒼白。イランも含めB組の"紅白球蹴り合戦"はW杯史上最高クラスのスペクタクル」
⑥スペイン✖モロッコ
「〈イベリア戦争〉に〈西地中海戦争〉ときて《無敵艦隊》が臨んだ〈ジブラルタル海戦〉はカード乱発で乱闘も勃発した大熱戦。戦争だらけのB組こそまさに"死の組"、三国とも赤色系国旗のチームカラーが象徴するのは《血》、死闘に次ぐ死闘で"血の海"になったのは〈紅海〉ならぬ〈地中海〉。アフリカの"怪鳥"アムラバト擁するモロッコはベストルーザー」
〈B組〉総括
『〈イベリア戦争〉と〈西地中海大戦〉』
《ベストバウト》スペイン✖ポルトガル
《掘り出し者》ディラル、ツィエク(モ)
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「サ」ポートに「シ」ェアと「ス」キ…『「セ」ンスが爆発してますね』という「ソ」ウルフルなリアクションまでお褒めの"サシスセソ"ください!