セッションを受けるときの心得

これからの時代、自分軸を取り戻すということが今まで以上に重要視されていきます。そんななかで星読みやタロット、スピリチュアル・リーデイング、前世リーディング、前世療法、ヒプノセラピー（睡眠療法）、退行療法（インナーチャイルド療法）、コンサルティングやコーチングなど、さまざまな各種セッションを受けられる機会も増えていくと思います。

どんなセッションにも通じることなのですが、私たちは誰もが「自分の人生は自分で創り出している」という前提に立つ、ということがとても大事だなぁと感じています。自分の人生は自分にしか創り出せない。家族や仲の良い友人でも、自分の人生の創造者としての役割を代わることはできない。それを大前提として踏まえた上で、セッションでは自分たちの人生のヒントやアドバイスをもらう、そしてこれからの人生の豊かなリソースとしてそれらを受け取る、という。このスタンスを忘れないこと、です。

私たちの人生がすべて共同創造の上で成り立っているように、セッションというひと時も、相手との共同創造の上で成り立つものになります。潜在意識において自分が自分に許した言葉、自分に与えることにした言葉がセッションでは届けられるのです。神社でのおみくじも、街中で見かけるエンジェルナンバー、あらゆるシンクロやメッセージもそう。私たちが受け取ることにしたものが届けられます。

もし「自分軸を取り戻す」ということに自分のなかで覚悟ができておらず、それを拒否しているのであれば、まさに“迷いの森”にいるようなことが現象化したりします。私の場合、生まれた場所が海外ということもあり、サマータイム生まれによる誤差で正確に自分のネイタル（出生図）を把握できていない時期がありましたが、まさに私のなかで準備が整っていなかったのだと感じています。潜在意識が拒否していました。けれど意識レベルでの気づきが深まり、自分という輪郭がはっきりとしていくなかで本来のセッションが受けられるようになっていきました。

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さらにもうひとつ大事なこと。セラピストや鑑定師など相手の方がどれだけ広い世界観やホールド力で、いかに個人的な見解などの介入なく、見守ってもらえる方であるのか、ということがとてもとても大事な肝心要なポイントになります。どんなセッションでもセラピストや鑑定師の主観や本人独自の世界観が反映される場合があります。みなさん人間ですから。それぞれ向き合っている課題があるのだと感じます。そのため相談事は、できるだけ自分の世界観と近しいと心から感じる方に！というのが基本です。

その上で自分が相手を信頼できる、心を開いて相談したいと決めたのであれば、相手にも世界観があることに「常に気づいていたらいい」と感じています。

どんなときも自分の大切にしたいもの、自分自身の世界観を保ち、そのバランスを見失わずに、自分にとって豊かさに繋がると感じるリソースだけを受け取るようにしてもいいな、と感じています。これは修行みを手放すコツでもあります。セラピストや鑑定師の方々自身の課題やブロック、偏見などを見つけたときは、話を聞き流しつつ「そうなんですね。でも私の人生では採用しないな」と心の中で境界をくっきりさせる。私もそんなことをしたことが何度かありました。

セラピストや鑑定師の方々によってはよかれと思ってお伝えしている内容も、ときに恐れや心配などからきているリスクヘッジのようなアドバイスに発展することがあります。何かしらを回避するための言葉だったとしても、脳内に残る言葉は意図として現象化させることもできます。そんなときは自分の心の中で「キャンセルします」を意図してください。私たち人類は長いこと修行や波瀾万丈な人間ドラマを好み、それらを用いて自分という人間に気づいていくという悟りの過程をやってきました。その名残はまだまだあるのだと感じています。

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意図したことが現象化する。そのサイクルがどんどん短くなっていく。そんな時代を私たちは生き始めました。だからこそ、意識的に脳内で使っている、もしくは心の中で感じている言葉づかいにも気をつけて、言葉を丁寧に扱ってみてください。相手に向けた言葉は自分に向けた言葉でもあります。自分が浴びる言葉は、できるだけ軽やかでご機嫌な言葉にしてみてください。

それは外部から自然と流れてくる言葉も同様です。どんな環境で、どんなバイブスの言葉を浴びるのか。無意識のうちに、私たちの身体はしっかりと受け取り続けています。何を意図して生きるのか。どんな動機のものを受け取っていくのか。そんな微細な精査を行い、私たちはもっと細やかなエネルギーに敏感になっていくのだと感じています。

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今日は逸れそうになりながら、どうにか微調整を繰り返して蛇行する。不思議な文章になりましたが、書き直す気なしです。気が向いたら多少、手を入れるかも。最後まで読んでくださり、ありがとうございました！