見出し画像

ホテルレイク

2020年公開の韓国映画「ホテルレイク」を観た

姉として父親が違う妹を世話できなくなった主人公は妹の面倒を見てもらうためにホテルを経営する亡くなった母と旧知の女性の元を訪れる
ちょうど閑散期でホテルを1か月休業するので快く妹を引き受けてくれることになるのだが、そのホテルは主人公の母が自殺した場所だった
妹がホテルを徘徊していると普通の人には見えないものが見えてしまい・・・

「冬のソナタ」とともに韓流ブームに火をつけた「チャングムの誓い」でチャングムのライバルの幼少期を演じていたイ・セヨンが主人公を、韓国の歴史ドラマで活躍してきたパク・ジヨンがホテルの主人を、Netflixを始め韓国ドラマで最近よく見かけるパク・ヒョジュがホテルの従業員を演じている

主人公のイ・セヨンは韓国女優には珍しく無整形という話だけど、整った顔立ちで日本の女優仲間由紀恵にちょっと雰囲気が似ている美人さん
2024年公開の韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』に坂口健太郎とW主演で出演してるんだってね

※こっからはネタバレなので嫌な人はそっと離れてね※





















本作はもう、初っ端から主人公が乗る車のサイドミラーに映った裸足で歩く女の首が落ちたりして、ホラー感は満載

途中で妹が行方不明になって警察沙汰になったりしてサスペンス要素もありつつ、途中で霊感のある眼帯をした中学生が現れたりするけど妹はみつからず、最後はホテルの女社長が自分の息子を精神病で亡くしてからたくさんの殺人を犯していたことが分かり、主人公が命の危機に陥ったりして、まー、だいたいお決まりの流れだったかな

ちょっとびっくりしたのは、ホテルの女社長が死んだ自分の息子をミイラにして地下に作った豪華なリビングみたいなところに座らせてて、幼少期よくホテルに遊びに来ていた主人公をまるでお嫁さんみたいに隣に座らせて殺してミイラ化しようとした場面

いやー、いくら氣が触れたといってもやりすぎじゃね?w

あ、今氣づいたけど、ホテル女社長の連続殺人犠牲者は若い女性ばっかりだったから息子の嫁さん探してたってことなのか、、
主人公の母親もホテル女社長に殺されたっぽいし、要は連続殺人鬼の話だったのね

でも一応、話の筋としては通っているからあんまり違和感は無かったけどね

クライマックスで主人公が女社長ともみ合って氣絶している時に主人公の近くにあった先の尖った髪飾りが勝手に動いて主人公の手に握られて女社長を殺すシーンがあったんだけど、時空を超えて主人公の母親が助けた、ってことでちょっと救われた感はあったかな


肉体が無くなっても愛する人を助ける力がある人はいるのかもしれない

そんなことを感じた映画ですた


いいなと思ったら応援しよう!