Woven City
日本にとって久しぶりの明るいニュース。Woven Cityとはトヨタが建設する「未来の実証都市」であり、静岡県裾野市で2月23日に地鎮祭がおこなわれた。
自動車を中心に、自動運転、ロボット、人工知能(AI)などの技術を人々の生活に活かすものである。またカーボンニュートラル(脱炭素)やSDGs(持続可能な開発目標)なども視野に入れているという。
電気自動車(EV車)においては、マスコミなどから周回遅れが囁かれているが発電設備を含めたカーボンニュートラルにはあまり触れられていないのが現状である。各国とも再生可能エネルギーを増やすとともに、ベース電源または補助電源として小型モジュラー原子炉(SMR)を位置付けている。
科学の発展のために原子炉の研究や開発には賛成であるが、事故、不祥事、放射性廃棄分の処理方法が未定のことから、商業運用には賛成しかねるのが私個人の意見である。
本来ならば国が主導してもおかしくない国家級のプロジェクトであるが、「(東北の)北上山地は、世界で唯一の候補地」と言われながら、国際リニアコライダー(ILC)誘致を支持しないとした日本学術会議がある日本では難しいのだろう。
※最新情報があればご指摘ください
既に裾野市のコンソーシアム(共同事業体)には、60以上の企業や団体が参加の意向を示しているというが、ガラパゴス化を防ぎ、デファクトスタンダード(事実上の標準)や標準化のためにも、独Bosch社や台湾TSMC社、蘭Philips社などの参加を求めたいものである。
あくまで私見ですが、特許権、著作権、国防上の観点から中国・韓国企業の参加は望ましくないと思っています。
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