4)嫌な事1点だけを一生懸命見たら不幸のどん底
◆体を動かせば気分は晴れる 3
クラスに話したことの続き
「みんも、美しいもの、幸せなことをたくさん見つけられるようになりたいよね。」
こんなことを言うと、子ども達は一斉にうなずきます。
「以前の私は、全然こういうことが分からなかったけれど自然の美しさ、人の優しさなんてものが分かるようになってきて、あぁ幸せだなーなんて思うようになってきました。
幸せっていうものは、どこからかやってくるものじゃない。TDLとかユニバとかのように、人から与えられるものでもない。
結局は、自分が変わらなければ幸せはつかめないってことなんだよ。
周りにある幸せに気づける自分になるってこと。
例えば、みんなは友達と喧嘩したら学校まで嫌だって思っちゃうでしょう?」
こんな風に話を振ると、子ども達は一斉にうなずきました。タケシ君もうなずいています。
「でも、その子が嫌なだけで、別にクラスのみんなが悪いわけじゃないよね。当然、優しい子や親切な子がイッパイいる。
でも問題なのは、「嫌だ!」っていう感情がイッパイになると、みんな、そのことばかりに意識が行ってしまって周りの美しさが見えなくなってしまうんだよね。
怒りで自分がイッパイになるのを扁桃体ハイジャックっていうんだって。
ハイジャックって飛行機を乗っ取る犯人のことなんだけど、誰でも、この扁桃体ハイジャックが起ってしまう。でもそうなると、小さな小さな筒で嫌な事1点だけを一生懸命見ることになるから、それはもう、不幸のどん底ってことになっちゃうんだね。
でも周りは美しいものや優しい人達であふれているんだよ。
一人で拗ねている時、自分は不幸のどん底だけど周りは楽しそうに笑っているよね。だから、みんなはそんな状態から、早く脱出することが大切なんだ。」
長くなるので、この続きは、また明日。
この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。
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