本場のそうめんを味わう!(長崎県南島原)
こんにちは、星野です!『ともしょく』の活動として、7月24日に長崎県南島原のそうめんを味わうオンラインイベントを行いました!
※ともしょくは「旬の食材を生産者と食べる」をテーマに、ここでしか味わえない最高の食体験を提供している団体です。詳しくは上の記事をご覧ください。
今回の生産者:長崎県南島原の末永さん
今回、イベントでお世話になった生産者さんは、長崎県南島原市の手延べ麺職人の末永さん。自分で小麦の生産に挑戦するなど、材料から徹底的にこだわり丹精込めて麺作りに励む素敵な職人さんです。毎年、夏にはそうめん、冬にはうどんのオンラインイベントを開催いただいています。
届いた食材:南島原のそうめんセット
今回は手延べそうめんに加え、長崎県産のあごつゆをオマケで同封いただきました。今回のそうめんは末永さんが作る麺の中で最も細い品種。細い麺は切れやすく生産が難しい代物だそう。
僕らが普段スーパーなどで見かけるそうめんも一見同じに見えても、太さや使用する小麦粉の種類、油の量など…それぞれに生産工程の違いがあるそうです。有名な話かもしれませんが、巷のそうめんブランドも出来映えによってランク分けがなされており、束ねる帯の色で良し悪しを示しているので注目してみると面白いかもしれません!
そうめんの工場見学!
イベントではオンライン中継で加工場の見学も。粉の状態から完成するまでの全工程を機械の使い方も交えながら解説いただきました。昔はすべて手作業だったそうですが、末永さんが小学高学年頃(40年前くらい?)から機械化が進んでいるそう。
機械化といっても全自動ではなく、使う油の量や各工程にかける時間などは職人の目利き次第。日々、温度や湿度を見ながら微調整し最高のそうめんを作り上げる。朝3時半に作業を開始し完成するのは18時過ぎ。1本のそうめんをつくるのにそれだけ時間がかかるのですね…。
いざ、末永さんのそうめんを実食!
イベント内でみんなで茹でてそうめんをいただきました!そうめんを茹でる際は「冷水での締め」がポイントとのこと。今回は細い麺なので1分程度サッと茹でたら、たっぷりの冷水に浸し流水ですすぐ。これによりデンプン質が落ちて麺が締まりコシが出る。この締め工程をするとしないでは麺の触感は大きく変化するそうです。
末永さんからレクチャーを受けてつくったそうめんは絶品でした!細麺でもハリとコシと香りがあり、食べ応え十分。滑らかな舌触りですいすい食べきってしまいました。使う油の量も最小限にしているそうで、サッパリ食べられる逸品でした!
次回は南島原へ行ってみたい!
毎日朝早く起きて丁寧に麺つくりに向き合う末永さん。イベントではとっても親切丁寧に工場見学や茹で方ガイドをしてくだり、益々好きになりました!
そうめんの産地で自然豊かな南島原の土地で直接お話をお会いして、共に麺をすすりたいと強く感じた1時間でした。末永さん、本当にありがとうございました!!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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