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エコキュートの断熱をしてみた。
電化住宅で電気を一番消費しているのは何か?
それはエアコンでもなく、照明でもなく、エコキュートです。特に冬は温度差が大きくなるので余計に負荷がかかります。
エコキュートの仕組みは夜間に安い電力でお湯を沸かしておいて、一日のお湯をタンクから使っていくものです。電気給湯器やガス給湯器のようにお湯を使いたいときに沸かすのではなく、お湯を貯めておくというのがポイントです。
なので、エコキュートの保温性が高ければ高いほどお湯が冷めず、無駄な沸き上げをしなくてすむことになります。
もともとお湯のタンクには断熱材が入ってますが、さらに断熱性を高めることができないか?ということで、DIYで断熱化をしてみました。
※最近のエコキュートのプレミアムクラスのものは断熱性能をかなり高めたものがあるようです。
さて、まずは材料から。
断熱材はカネライトフォームという発泡スチロールの親戚みたいなやつ。だいたいホームセンターで手に入る板状の断熱材といえば、このカネライトフォームかスタイロフォームのどっちかです。この手の断熱材は1種から3種まであって、3種が一番性能がいいんですが、一般に売られてるのはほとんど1種です。
まあ1種でも熱伝導率は0.036と住宅用グラスウール32kや吹付ウレタン断熱材(アクアフォー厶やアイシネン)と変わりません。
性能が同じであれば厚いほど断熱性能が高くなるので、私は3cm厚を買いましたが、性能を求める方は5cmくらいでもいいかもしれません。軽いので扱いも楽です。もちろん、3種のものがあれば、値段との兼ね合いとなりますが、そちらを選ぶ手もあるでしょう。
あとはガムテープと断熱材の上からかけるカバーを購入。
ちなみにうちエコキュートのサイズは幅63cm、奥行き73cm、高さ217cm。
断熱材は182cm✕91cmなのでちょっと寸足らずですが、まあ良しとしました。
作業開始
まずは断熱材をエコキュートのサイズに合わせて切っていきます。発泡スチロールの親戚なので、簡単に切れますが、切り屑がたくさん出ます。
切ったらエコキュートに貼り付けていきます。予定通り寸足らずです。本当は背面も覆いたかったのですが、壁との隙間がなかったので諦めました。
最後にタイヤカバーをかぶせて出来上がり。こちらも寸足らずで不格好ですが、とりあえずエコキュートの断熱作業完了。これから効果の検証をしていきます。
【エコキュート断熱作業】
作業時間:1時間
費用:5千円
断熱材1,000円✕3枚
ガムテープ300円✕1本
タイヤカバー1,500円✕1枚