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【「ウサギ小屋」から「靴箱部屋」へ】暮らし方に関する3つの記事から感じること

今日は、暮らし方に関する3つの特徴的な記事について、書いていきます。


「ウサギ小屋」から「靴箱部屋」へ都心の狭小マンションが人気

かつて、EUから「ウサギ小屋」と揶揄されていた部屋より更に狭い、「靴箱部屋」のような、都心の狭小ワンルーム(3畳マンション)が人気という記事です。

狭小ワンルームが人気の理由として考えられる要因。

  • 収入や職が安定していない若者にとって、職場にリモート環境がなく通勤が必要

  • 通勤時間をなるべく短くして、自由時間を確保しながら自分の生活を守りたい

  • マンション価格は高騰していても、給料は上がらない

  • 物価高で住居費を抑えたい

などが考えられ、都心の狭小ワンルーム(3畳マンション)という選択が増えている可能性が想定できます。

働き方と暮らし方が影響し合っていることがわかります。


首都圏から地方への「本社移転」が増加

首都圏から地方へ「本社移転」をする企業が増え、2025年も継続するという記事です。

地方に本社移転が増えている背景として、

  • WEB会議を活用したビジネススタイルやリモートワークが定着

  • BCP対策(災害など非常事態への対策)による拠点の分散化

  • 地方創生に貢献する企業ブランドイメージの向上

  • 従業員のワークライフバランス向上

などが挙げられています。

移転の理由が、工業団地の整備や助成金といった「モノ・カネ」中心の移転から、生活環境など「働くヒト」のエンゲージメント向上といった「ストーリー性」が重視されつつある。

「モノ・カネ」中心から、生活環境など「働くヒト」の、従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわすエンゲージメントを高めることに重点を置いています。


「歩きたくなる街」に暮らす様々な恩典

歩きたくなる街に暮らすことは、幸福と健康、つながりや創造力、収入にも影響を与えるという記事です。

歩きたくなる街とは、サービスや商品(食料品店、学校、医療機関、公園など)の大部分に車や公共交通機関なしでアクセスできる街で、そこに暮らす人はより大きな社会的、身体的メリットを享受していることがさまざまな研究で裏付けられている。

さまざまな研究による「歩きたくなる街」に暮らす恩典をピックアップしました。

  • 住環境と身体活動には明確な関連性があり、歩きたく街は寿命と健康寿命に影響

  • 歩きたくなる街は、健康や幸福感に影響する座りっぱなしのライフスタイル、生活習慣を改善する

  • 歩行者に優しい街並みは活動的なライフスタイルやランニング、サイクリングなどのアウトドア活動を後押しする

  • 若い世代にとっても、歩きたくなる街はメンタルヘルスに経済的な恩恵までもたらす

  • 専門家によれば、ある程度の距離を歩くことは、長期的に見て、子どもの創造性を高める可能性がある

  • 歩きたくなる街は地域経済の活性化にもつながる。親密な社会は小規模なビジネスを支援する傾向にある

  • 若い世代が近隣住民とより頻繁に交流する

クリエイターの皆さんにとっても、「歩きたくなる街」に暮らす恩典は、たくさんありそうですね。

まとめ

暮らし方に関する3つの特徴的な記事について見ていると、仕事とともに生活環境のバランスが、とても大切なことがわかります。

もちろん
ライフスタイルや価値観などで、自分に合った暮らし方は自分で選ぶことが何よりです。

ただ、前提として、大切なこととして、近くに雇用の機会があること

雇用の機会がないために、暮らし方を犠牲することは避けたいですね。

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