首里城2022年秋①
2019年10月31日の朝のことです。
目が覚めてテレビをつけてみると、暗闇のなかで明るい炎に包まれる建物を目にしました。
首里城が燃えている……!
呆然とただただ見つめるしかありませんでした。テレビに映る観衆の中には涙を流す人もいました。戦争を体験された方の中には、当時のことを思い出したという人もいました。
火事ですっかり燃えてしまった首里城……。
あれから3年の月日が流れました。ありがたいことに多くの寄付金も集まりました。
しかし!コロナウイルスのおかげで外出がままならなかった中、首里城は今どうなっているのか!?はたして復興は進んでいるのか!?
現在の首里城を見に行ったのでご報告させていただきます。こちらの記事は2022年秋のものになります。
2022年とある晴れた秋の空、わたしは首里城近くにある第一駐車場に車を止めました。
いざ!行かん!
意気込んで駐車場内部の建物に入りました。
すると目に飛び込んで来たのは……
え……?
なにこれ……?
なんなの?このおしゃれな空間は……!?(少々表現が大げさになっております)
だって……
だってここ……
駐車場だよ!?
駐車場につながる建物がこんなにおしゃれだとは、田舎者のわたしは初めから度肝を抜かされました。
うーん。
さすがおしゃれな街、首里。
おそるべし……
こんな案内板を見つけました。
なるほど……
階段を上がると情報センターがあるのね。
さっそく上がってみることに。
うわー……
やっぱりおしゃれ♡
こんなおしゃれな空間に住んでみたい。
(階段だけど……)
そんなことを考えながら階段を上がると、このような空間が広がっていました。
ふと目に入ったものが……
あっ……!
これは……
御涼傘(うりゃんさん)ではありませんか!!
『球妖外伝キジムナ物語』をお読みになった方はピンときたのではないでしょうか?
こちらの回で登場します。
まだの方は、ぜひ読んでみてくださいね!
御涼傘(うりゃんさん)の説明書きがありました。
御涼傘(うりゃんさん)は国王や高貴な人たちのための日傘として使われました。また神の降臨する象徴とか呪具としても用いられたそうです。
こんなものもありました。
御轎(うちゅう)と言うそうです。
王様がお出かけするときの乗り物だそうです。
歩かないですむので楽だったのでしょうか……?
わたしだったら、乗っているうちに酔ってしまいそうです😅。
情報センターはこちらにありました。
あっ……!
この窓は……!!
この電灯も……!!
沖縄に住んだことがない方で、気がついた方はいらっしゃいましたか?
これは「いつの世も」というモチーフです。五と四を組み合わせて作られます。ミンサー織と呼ばれる織物が有名です。
ふう……。
建物の外へ出ると、振り返って写真を撮りました。
地図を確認すると、この建物は首里杜館(すいむいかん)と言うそうです。
ただの駐車場の建物かと思っていたら違いました。申し訳ありません。
まだまだ首里城敷地内の入り口に立ったばかりです。
疲れたでしょうから今日はここまで💦
しばらく続きます⭐️
ららみぃたんさんたちの企画した「noteで文化祭」へ参加させていただいています。
人と人との温かい交流を信じて、世界が平和になるように活動を続けていきたいと思います。