おじいちゃん、おばあちゃん達は、毎日、同じことして、のんびり長生きしている
新しいことをすることが大事、チャレンジすることが大事、バッターボックスは立たないと打てない、などなど、「やってないこと」をやってみることの大切さ、「食わず嫌い」は良く無いって話は、結構あります。
だけど、私は、思うのです。
おじいちゃん、おばあちゃん達は、毎日、同じことして、のんびり長生きしている
と。
たしかに、年配になると、そうなる。という考え方もあります。
ヘビメタは、聞けなくなって、演歌とか、カントリーとか、歌謡曲とか、ジャズとか、聞きたくなってくる、って聞きますから、それを、老化と捉えるか、変化と捉えるか、進化と捉えるかって話にもなると思います。
でも、私は、世の中にありがちな、新しいこと、とか、チャレンジ、とか、って、それが、無いと、不足な人生ですよ!損してますよ!って言われてる気がするんですけど、果たして不足な人生なのかな?って思うんです。
だって、
おじいちゃん、おばあちゃん達は、毎日、同じことして、のんびり長生きしている
んですから。
世の中には、ポジショントークと、サンクコストっていう、問題があって、自分のやってることとか、やったこととかを高く評価しがちなんですね。
だから、自分が変化したと思えば、変化を大事に!って話しますし、自分がチャレンジしまくってると思えば、チャレンジを啓蒙するんです。
かたや、おじいちゃんとか、おばあちゃんとか、そんなこと、しないで、猫と一緒にひなたぼっこして、一日を過ごしたりします。
だから、新しいこと、とか、チャレンジは、必要なことでは、無いと思うです。
でも、、、
そこに、仕事っていう、特に、仕事にまつわる人間関係ってことを意識した時に、急に、新しいこと、チャレンジすることが必要になってきます。
仕事を得るには、どうしても、知らない会社の知らない人に会わないといけないわけですから。
仕事のストレスというのは、全世界共通で、凄まじいモノです。
ストレスのあまり、「道端の猫とか、電柱の鳩になって、どこかに行きたい」って思うことばかりです。
仕事をしなくてはいけないから、おじいちゃん、おばあちゃんが必要がなくても長生きできる「新しいこと、チャレンジすること」をわざわざ、持ち出さなくては、ならないのです。
多くの人に、アンケートを取れば、「仕事自体は好き」という答えが返ってきます。それは、裏を返せば、それほど、「仕事にまつわる人間関係が苦しい」ということでもあると思います。
だから、あまり、「新しいこと、チャレンジすること」のような誰かの言うことを真に受けず、自分を責めず生きてもらえたらと思います。
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