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クロワッサンについて

人気パンランキングがあると必ず上位に入るクロワッサン♡
そんなクロワッサンについて、まとめてみる。

クロワッサンの由来と歴史

クロワッサン(croissant)の意味:三日月

元々はオーストリアのパン。
オスマン帝国時代に、トルコvs.オーストリアで戦争が勃発。
トルコ軍がオーストリアへ地下トンネルを掘って攻撃しようとしたけど、そこの地下工房にいたパン職人が気付いて通報!
結果、オーストリア軍が勝利!すごいぜパン職人!
そしてそれを祝って、トルコ国旗のモチーフにある三日月を型取って、職人がパンを焼いた。
”トルコを食べた”という意味を込めたみたい。

そして、オーストリア出身のマリーアントワネットが、フランスのルイ16世に嫁ぐ時に、クロワッサン職人を引き連れて行ったのが、フランスで広まる始まり。
(その時代は、マリーアントワネットのハプスブルク家がヨーロッパで最強!ヨーロッパ中の敏腕シェフがこの地域に集められていたよう。マリーアントワネットがパン大好きで、連れていったとのこと)

また、それまでクロワッサンにはマーガリンが使われてたけど、バターを使うようにもなった。
「全部見た目一緒なら、どっちがどっちか分からない!」となり、”高級”をアピールするために、形は今までの三日月でなく、ひし形に変更。
フランスでは、クロワッサンの形は、「三日月=マーガリン。ひし形=バター」って決まってるんですね〜。
日本では特に形は決まってない。うん。

クロワッサンのポイント

「表面のさくっ!中身のふわ〜」のコントラストが大事♫
クロワッサンの中身の気泡が大きいエアリータイプは軽い食感で、気泡が小さいのは風味がしっかりしている。
たくさんの層になる理由は、薄い1層1層に入ったバターが、オーブン熱で蒸発。生地が持ち上がるから。
生地は3つ折り×3回の27層が基本。
大体3周巻くので、一番分厚いところは何と100層以上にもなる〜。
最近は層を少なくして、その分、1層を厚く。
バター風味やバリバリ感を出すものも出てきてる。
どちらが良いか、個人的好みになるなぁ。

クロワッサンの楽しみ方

フランスでは、週末のゆっくりできる時にちょっと贅沢な朝食として、いつものバケットに加え、クロワッサンをいただく♫
(毎日食べるとバター過剰になってしまう)
カップルや夫婦なら、男性がブーランジェリーに買いにいくよう。素敵♡
そして、ボウルにカフェオレや砂糖を入れて、クロワッサンを浸して食べるみたい。
ちょっともったいない気もするけど、贅沢朝食な雰囲気は出る。
フランスな気分を味わいたい時はぜひ!

クロワッサンの変化

クロワッサンの生地を応用して、他にも色んなパンが♫
最近はソーセージや野菜など挟んで、映えクロワッサンもよく見る!

・パン・オ・ショコラ
クロワッサン生地にチョコを練り込んで、焼いたもの。
フランスでは朝食やおやつの定番♫

・パン・オ・レザン
クロワッサン生地にカスタードクリームを塗り、レーズンを入れたもの。

・デニッシュ
クリームやフルーツなど、女性に人気♡

参考:
パンのトリセツ

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