キッシュについて
キッシュは、フランス・アルザス=ロレーヌ地方に伝わる、卵と生クリームを使った家庭料理。
レストランやホテルビュッフェなどでもよく見かける!
そんなキッシュについて、まとめてみる。
キッシュの由来と歴史
キッシュは「クーヘン」という「ケーキ」を意味するドイツ語から来ている。「クーヘン?キッシュ?全然違う!」という感じだけど、それぞれをアルファベットで書くと、「Kuchen(クーヘン)とQuiche(キッシュ)」。
ちょっと似ているかも…?
フランスのロレーヌ地方はドイツとの国境に近く、言葉も影響を受けてた。クーヘンがロレーヌ語の「キューシュ」へ、さらにフランス語の「キッシュ」へと変化したみたい。
フランス・ロレーヌ地方で、毎年5月に行われていた春のお祭りに食べたもので、暖かい季節の訪れを祝うもの。
キッシュは17世紀にできたフランス料理とされているけど、同じ材料を使ったパンは13世紀にはイタリアで、14世紀にはイギリスで作られてた。
キッシュのポイント
大事なのは、キッシュの具材には水分が少ないものを使うこと!
水分が多いと、出来上がった時にべちゃべちゃになってしまう。
水気があるものは、しっかり水を切りましょう〜!
そして、タルトやパイとは見た目は似ているけれど、味や食感に違いがあるキッシュ。
タルトは焼き菓子の種類で、ザクザクとした甘いクッキー生地にカスタードクリームやフルーツなどをのせたもの。
パイはさくさくしたパイ生地で、軽い食感が特徴。キッシュはお食事系として食べられるけど、パイはフルーツを乗せてデザート系にも。肉などを入れてお食事系にも変化可!
キッシュのアレンジ
フランスでのキッシュの定番は、キッシュロレーヌと呼ばれる、ベーコンとチーズが入ったもの。
日本でまずイメージされるのは、ベーコンとほうれん草。
他にも、アスパラ×ソーセージや、アンチョビ×ポテト、キノコなんかを組み合わせていただくのもGOOD♡
春の訪れを祝う食べ物なので、個人的には彩り鮮やかにしたい!
中の具材に、パプリカ・ズッキーニ・トマトなんかを入れたりして、夏をお祝いするのも良い感じ♫
セミドライトマトをトッピングすると、高級感も出る!
参考:
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