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工場インフラの見える化のテストをしてきました。


!!事前注意事項!!

お客様のトラブル状況、稼働状況、経営状況がバレてしまうので、時差投稿しています。

テストを行った背景

お客様から射出成型機に使われている金型に冷却水が詰まり無くちゃんと流れているか確認したいとご相談がありました。
なぜかというと、金型の温度が規定値以上に上がってしまうと製品の出来に影響してくるからです。

これまで流量をモニタリング・チェックしておらず、製品に影響が出てから冷却水の詰まりに気づいてきたそうです。
それだと製品ロスがでてしまいます。
そのため、生産性を向上させたいということで、声をかけていただきました。

今回使用した機器

今回のテストではキーエンス(KEYENCE)製のクランプオン式流量センサFD-Hシリーズを使用しました。

この機器の特徴は計測する流体が流れている管の外側から間接的に計測できるということ。
これまではセンサ自体に流体を触れさせて計測するのが普通の考えでした。
なので、配管をカット(切って)して、センサを間に挟み込む必要がありました。

ところが、この機器は配管の外側に抱き合わせるだけで済みます。
配管をカットする手間が省けるだけで半日近くの作業工数が削減できます。

特に今回のようなテストの場合、テストのために配管をカットするというのは誰もが躊躇します(テストが終わった後に元に戻さないといけないため)。

性能はいいのですが、1点問題なのは機器の選定。
配管サイズによって選定結果が異なってきます。
私は配管サイズを測るのが苦手なのでちょっと苦戦。
今回は15A/20Aサイズを借りました。

取り付けについて

取付はドライバー1本で完了。
※取付作業の写真を撮るのを失念しました…

パラメータの設定も2~3か所だけです。
※使用環境がバレてしまうので、製品画面の写真はアップしません。


テスト結果

テスト結果は良好でした!!
パラメータ設定が完了した瞬間に流量をリアルタイムに測り、表示することができました。
下の写真のように正常に流れているときは5.9という数値表示。
テストで流れを止めたときは0.0という数値表示。


お客様にも一緒に見てもらい、満足する結果を得ることができました。

今回のテストはこれで完了。
お見積りをすることになりました。

沖縄FAEではこのようなお客様からの工場内の改善事、問題事を解決するお手伝いをしています。

ご相談お受けいたします。

現在は沖縄県の方限定になりますが、機械トラブルや保全計画など機械まわりから製造現場全体の問題点を改善・アップデートをご要望の方に対して個別コンサルティングも行っています。
コンサルティング内容についてはこちら。

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専門業者とお付き合いのない方で部品が必要な方は弊社が部品斡旋、販売いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからもFAやPLCに関する情報を発信していきますので、よろしくお願いします!!


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