思いつきコラム2〜イイ店とは何かを真剣に考えてみる〜
こんにちは、ナオです
「イイ店とは?」
なんて、地元にいた時はあまり真剣に考えたことがなかった
というのも、ほぼ毎日のようにチェーン店に行ってたから
くる日もくる日もラーメン→牛丼→ハンバーガー→ラーメン→牛丼→以下略
「安い。美味しい。量が多い。」
これだけの条件を満たせるなんて(しかも多くの人の)、さすがは全国チェーン!
ちなみに旅に出てた時は以下のような感じだった
1、「ネットで調べて、有名な店に行く」
2、「地元の人に聞く」
別に旅に出てなくても、見つけ方は同じか。。
数打ちゃ当たるじゃないけど、1の戦法でイイ店が見つかることは確かにあった
しかし、圧倒的に「当たり」を引く確率は2の方が上(だったと思う)
結局自分は、ネット上の見えない誰かが書いた情報より、目の前の信用できる人の情報を信じるタイプらしい
さて、原点に立ち返ってもう一度イイ店について考えてみよう
まず大前提として、イイ店の定義は無い
いや。無いというより、無限大にあるから世間一般の定義として決定づけるのは不可能だ
安ければイイという人もいれば、美味しいから多少値段が貼っても行く、そのお店の○○さんに会いたいから、話したいから、コスパが、、、
などなど、本当にたくさんある
要は人によるということ
だた、無理と言っていては元も子もないので、とりあえずここでは自分で定義づけた条件をいくつか書いておこう
イイ店の条件
1、美味しい
2、お店の方がフレンドリー(チャラいのはNG)
3、人に紹介したくなる
考えればいくらでもあるが、ひとまずこんなとこだろうか
1は言わずもがな。美味しくない店になど誰も行かないよね
2は接客サービス面。CAみたいな無理に気をつかった笑顔じゃなくてイイし、軽快なトークかませなんて言わないけど、人に対する愛が無いのは論外
そして3がわりと自分の中では需要だったりする
店がオシャレとかもはやどうでもイイが、
そのお店の何かしらを「イイ!」と思わない限り、わざわざインスタになんてアップしないし、直接人に紹介したりしない
SNSなんて承認欲求を満たすために(一生満たされないだろうけど)やってるのに、そこにいる自分の価値を下げるとかナンセンス
こっそり自分だけその店に通うのもイイかもしれないが、
自分含め、大体の人がイイ店があったら誰かに紹介せずにはいられないのだ
「どうして人に紹介したくなるのか?」を考えたら、なぜ3が重要なのかが見えてきた
「3には1・2の要素がどちらも含まれている」
料理やドリンクが美味しいうえに、接客がフレンドリー(笑顔がステキとか、お話が楽しいとか、覚えていてくれるとか、名前で読んでくれるとか、色々あるが、全部ひっくるめてここでは「フレンドリー」としておく)、
含まれてはいるが、1と2が満たされれば3に辿り着くかといったら、それはまた別の話になってくる
1・2の条件を両方満たす店はハッキリ言ってある
何かそこにもう一つあると、3にグッと近づく気がする
だが、その正体が何年経っても掴めないのだ
もしかしたら、残りの一つの正体は、
「その店の味と接客にハマるかどうか」
なのかもしれない
結局最後は「人による」
だからこれだけ多種多様な店が生まれるし、人や時代の変化についていけなかった店は淘汰されて無くなっていくのだろう
1と2にはある程度答えがあっても、(あって無いようなものだが)
3には全くと言ってイイほど答えがないのだ
だから、来てくれたお客さんが3に行き着くようにあれこれ考える
来てくれた本人がまた来てくれるのはありがたい
そして口コミ、SNSで紹介を受けた人も来てくれる
そこからまた口コミ、SNSで認知が広がっていく
この無限とも言えるループをどこまで広げられるか
そのために、1と2を徹底的に鍛え上げ、知ってもらうために試行錯誤していく
・味が良ければ人は来るか?→NO
・接客が良ければ人が来るか?→NO
・どちらも満たしたら人が来るか?→NO(?)
難しい・・・
店ができるまでのストーリー、味への確かな追求、その店独自の魅力・・・
1にも2にも当てはまらない要素はたくさんある
それが一体なんなのか
その正体が掴めるまでは、沖縄の個人飲食店のビルドアンドスクラップは続くだろう
慎重になりすぎるのは面白くないが、やはりお金に余裕ができるまでは、もう少しだけ「イイ店」について考えていきたいと思う
勢いだけではどうにもならない世界
きっとハマったら面白い
それでは、また。