No. 1491 月刊誌に「ほ」!
カミさんが、手伝いに馳せ参じた安曇野に住む娘のところから帰ってきました。
長野には、大分から福岡まで特急バスで行き、福岡空港と信州まつもと空港を往復するルートを利用します。時間がかかります。
土産にとFDA(フジドリームエアラインズ)の機内誌「DREAM3776 WINTER2025No.47」を持ち帰ってくれました。
「特集 山形 春を待ちわびて」と題し、春を先取りした素晴らしい写真と、詩情溢れる文章に「ほ」です。目も心も釘付けになりました。我が家の永久保存版にしたい1冊。
その冊子の後半に「津軽半島の雪原をストーブ列車で」(57〜62)のページがありました。「ストーブの暖かさ 人のぬくもり」(p.60)では、アテンダント(接客係)さんが、ストーブの上でスルメを焼いて振る舞ってくれる画が載っており、何だか温かな雰囲気とスルメの匂いまで漂ってきます。記事にも唸ります。
「ストーブ列車」については、ウェブマガジン「月刊LOGOS Vol83」(2018.2.15)の中にある、津軽弁のガイドさんの印象的な語りが目をひきます。
「東京でタクシー運転手に『錦糸町』と津軽弁で言うと、『警視庁』に連れて行かれます」という津軽弁アルアルに、思わず入れ歯を噴き出しそうになりました。
ひょっとして、太宰治も警視庁に連れていかれそうになったことが?と妄想してしまいました。
それに比べると、
「俺は大分空港にと言ったんだ!ここは高校じゃないか!」
学校の門前で怒ってタクシーから降りてきた乗客の一言など、霞んでしまいます。40年ほど前の実話です。ああ、勘違い!
画像は、クリエイター・ラッキーZOEさんの「勘違い」の1葉をかたじけなくしました。お礼申し上げます。