
No.1375 パズルでオジャマ?
それは2005年(平成17年)2月17日のことでした。
昔の教え子が、当時の国語科の教員たちの名前を盛り込んだ「クロスワードパズル」を作り、メールでプレゼントしてくれました。当時、教え子は30代半ばだったと思います。彼女が、クロスワードパズル作家として活躍していることを知り、年度末の教員お楽しみ会の余興として、私が無理な注文をしたのかも知れません。
本日のトップ画像は、その時のクロスワードの用紙です。そして、そのタテとヨコのカギのクイズが、下の用紙です。不要不急でいらっしゃらない方は、お付き合い下さい。

さて、私は、クイズを解きながら、教員仲間の名前を一人一人見つけ出すたびに、このパズルの面白さに引きつけられていきました。仲間の名前を知っているので、解けないクイズでも解けてしまうと言う、ちょっぴりズルっこい回答者でしたが、その世界を堪能させてもらいました。その日のうちに解いて、作成者のT子にお礼メールを送りました。
T子嬢へ
あった、あった、ありました!
添付ファイルが付いていた。
それ見て、思わず声上げた。
感動、感激、解いてみた。
してみて分かったムズかった。
T子の才知が溢れてた。
作者の智恵ある問題と
解く我が方の一騎打ち。
悩み、毛毟り、考えた。
256のマス目を限り、
縦横無尽に言葉を配置、
いつしか空白埋められて
「じっちゃの名にかけ」
解いてゆく。
解けた、分かった、初めて知った。
面白ワードのパレードだ。
不思議とはまったレイアウト、
言葉のジグソーパズルです。
こんな仕掛けを創る人
作者の脳みそ見てみたい。
あまりに楽しく面白く、
戯れて作った七五調。
お気に召すやらめさぬやら、
ただ我が心は感謝なり。
思い伝わること祈り、
恐惶謹言 筆を擱く。
あの日から19年が経ちました。藍より青い教え子は、達者でしょうか?