⑱ 日本のマスコミの無味乾燥な報道

 今韓国の大統領の逮捕劇を報道する日本のマスコミの報道を見ると進行のやり方などには何の問題も感じませんが「社会を読む力」は殆ど感じられません。「韓国には興味ないけど、正しく知っておきたい」という方がいたので書き込んでみます。

 題材は、「今尹錫悦の指示度が上がった」という報道です。大手マスコミの力がこの程度なのかと実に不思議でした。前も言いました僕はテレビを見ないだけでなく、新聞も読まない主義です。ヤフー・ジャパンで自分が必要なニュース目録をさ〜〜っと流しながら、「気になるタイトルがあれば読む」というタイプです。格好良くいえば、ニュースが溢れている時代だからこそ、ニュースを選別して読むことが重要なのではと考えているわけです。

 さて、本題ですが、ちょっとだけ韓国における「上下関係のあり方」について述べましたが、このくらいの上下関係が厳しい社会であれば、ご存知の激しい入試競争と混ざるので「非常に競争が激しい」わけです。勝ち組による負け組への容赦ない差別は実に日々激しさを増しています。徹底的な実力社会の韓国において、一人前になるのは当然かなり厳しいわけです。

 ソウル市内に行けばアチラコチラでデモをしています。でも群衆=負け組ではないですが、負け組が行くところは決まっています。金をもらってデモに参加することも一つの方法で実際よく行われています。
 今回もパンツ牧師で有名な異端の似非牧師が一日5万ウォンで負け組の釣ってくるという告発がありました。また、尹の妻の金建希もお金を出して応援してるという話が様々なルートで聞こえてきます。
 今日になって実際、お金を渡す場面がカメラに偶然捉えられました。

 蛍光色の男性の手に5千円札が握られています。左の黒い服装の男性が渡している場面がRTVという弱小媒体のカメラに捉えられてしまいました。昨日も年老いた老婆が「お金はどこでもらうの?」と質問する声もマイクに捉えられています。つまり、今「尹の支援者が増えた」と報道しているはほとんど負け組の無職若者や失業者や老人たちなのです。彼らの話がメチャクチャです。中国人ハッカー99名が韓国の選挙管理委員会に宿泊しながら選挙操作をしているといっています。そして、その中国人グループが全員米軍に逮捕され沖縄の米軍基地で今操作中といったり、中国政府が韓国政府と結託し、アメリカ攻撃を目論んでいるとかメチャクチャな話をしているのです。「あなたがいっている敵とは誰のことですか?」と記者が聞いたら、「それはわかりません。ユーチューバーが夜教えてくれます」というんですよ。

誰が不純分子ですか?と聞いたら、「私はわかりません、ユーチューバーが教えてくれないわかりません」と返事しています。

 もう一つ、名前も聞いたことのないような零細世論調査会社のデーターは取り上げる必要がないでしょう。価値がないからです。今回尹錫悦も明太均(ミョン・テギュン)という地方の弱小世論調査機関の実質経営者と密着し、あらゆる捏造操作し、明太均(ミョン・テギュン)は拘束されています。明太均は常々豪語してました。「私を拘束すると尹は1ヶ月以内に辞職になるぞ!」と脅していたわけです。僕は戒厳令発布4日前にすでに「明太均の脅迫で尹は四面楚歌になるだろう、だからなにかメチャクチャなことをするだろう」と思ってました。その通りなりました。戒厳令発布後すでに約1ヶ月が過ぎようとしています。今になってやっと「明太均(ミョン・テギュン)が原因だったのではないか」と主要な市民言論からぽつりぽつりと出はじまっています。
 ということですが、日本のマスコミ(今日見たのはなにを掘り下げていたのか?)

これを書いたのは11月30日でした。

 12月3日に明太均(ミョン・テギュン)が逮捕されたので、尹錫悦は焦ったわけです。明太均が少しずつ電話記録ややり取りのメモを公開して尹を攻め込んでいたのです。

そして、今の世論調査では「12名の議員を持っている野党」と小さな野党は質問項目に入れてないだけでなく、現与党支持者の回答者を一桁も多く入れて調査した詐欺のような調査なのをなんで報道に入れないのか、特派員がいるから聞けばいいはずなのに忙しいのか何も言及してませんね。

 これが実態です。 

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