爆速プロット会議した話
最近知ったのですが、性癖に従って書かれた作品を「パンツを脱いで書いた作品」というらしいです。逆の場合は「パンツを履いたまま書いた作品」。
うまくいったもんですなぁ。どうも、沖果南です。
先日お話しましたが、フリー編集者さんあだん堂ゆきさんに編集をお願いすることになりました。
あだん堂ゆきさんのnoteはこちら。
同人誌編集者・あだん堂ゆき｜note
お願いした経緯、一回目の編集会議前会議のお話はこちら。
遅筆な私が編集者さんを雇う話｜沖果南｜note
そして先日５月１５日にプロット会議を行いましたので、そのまとめがてら議事録を書いときます。
プロット会議のために準備したこと
第一回のプロット会議をするにあたり、ゆきさんにはあらかじめＴｒｅｌｌｏに登録してもらい、ボードを共有しておきました。Ｔｒｅｌｌｏは「共有する」ボタンで簡単に共有する人を指定することができます。
（間違っても公開ボードにしちゃだめよ）
Ｔｒｅｌｌｏは複数人でもカードを書いたり並べ替えたりがリアルタイムにできるので、めちゃくちゃ役に立ちました。これ、編集会議用にできてるんじゃないかってくらい便利です…。
Ｔｒｅｌｌｏでプロットを書く記事はこちら。
行き当たりばったりだった私が、Trelloでプロットを書く話｜沖果南｜note
プロット会議までに、二作品のキャラクターと設定をまとめ、ブレインストーミングしてとにかくありったけのネタをメモしたカードをたくさん用意して臨みました。
爆速プロット会議、開幕
今回、通話しながらＴｒｅｌｌｏをお互いのパソコンでいじくりまわしながらプロット会議しました。
結論から言うと、３時間ぶっ続けで連載小説２本分のプロットを組みました。片方の小説は途中まで話が進んでるとはいえ、爆速です。一人じゃなしえない速さ。
大まかな流れ
まずざっと物語への質問に答えて、ブレインストーミングをした分を各話に割り振り、お互いの考えは喋りながらメモ→カードへ。アイディアがどんどん形になっていく…！
そして、話しているうちに「あ、ここの設定甘いなー」とか「ここの設定は矛盾が出るな―」みたいなことも出てくるので、訂正していきます。
ユキさんの「こういう展開どうですか！？」のご提案もめちゃくちゃありがたかったです。正直自分以外の人が話してくれる自キャラの話、最高じゃないですか…？うちの子やっぱり最高だぜ…の気持ちでした。
あと史上最強にお気に入りキャラが爆誕したので早く出したいです！
パンツを脱ごうとして履かせてもらえる
私はあんまり大きな声で人に言えない性癖があり、その性癖を隠しながら、いわゆる冒頭の「パンツを履いて」書いてるわけですが、まあテンション上がるとすぐ脱ぎたくなってしまうんですよね。
わかっちゃいるのに、性癖詰め合わせみたいな作品が書きたくなってしまう…ッ！
でも、ゆきさんと相談しながらだと、「それじゃ物語になりません！」「それは地雷になるのでやめときましょう！」と適宜パンツを履かせてもらえるので超助かりました。暴走している自分に向けられる冷静な目、ありがたさしかない。でも大丈夫な時はどこまでも暴走させてくれるので大丈夫です！！（たぶん）
そんなこんなで完成
ギャルは聖女で世界を救う・・・４５話程度
女騎士は溺愛コマンドに屈しない・・・１８話程度
…こんな感じになる予定です☆多分私は話が冗長なのでもうちょっと伸びるかな。
ポヤポヤとした霧の中にいた私の話が、いきなり姿を現して「私、このようなものですが」って自己紹介はじめるレベルになりました。
今まで行き当たりばったりで書いていた私ですが、次作からちゃんと最後まで筋道があるの心が軽すぎる！！プロットすごい！！
いやあ、プロット会議本当に楽しかったです…♡濃厚な三時間をすごしました。あと、プロットちゃんと初めて書いた感想として、「は～～～～おわったなぁ」感がすごくて新連載始めたいなと思い始めましたね。終わってないんですけどね…
このプロットをもとに、これから少なくとも１５万字以上書く見通しです。
まだ次作も控えているので、頑張って書くぞ～～～！！
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