万博未来編集部ローカルツアーに参加してみた!
2025大阪万博が迫っている…果たしてパビリオンを完成させ開幕となるのか不安が残りまくっている万博ヲタクの私…
しかし本音は楽しみが勝っている、だって万博、2度目の大阪、マイナス印象があるけど期待するじゃないか。ヲタクだもの。
そして低迷している84とちぎ博の活用に向けて…ヒントになればと…
栃木で万博未来編集部員になろうぜ
インスタを眺めてたら発見したんですけども、実は毎年開催されていたとはつゆ知らずにいました。すみません。
万博未来編集部…2025以降も担う様々な人が地域の未来を語りあうイベントとのこと。
ローカルツアーということは全国各地で開催されてるんだな…
内容はトークセッション、グループワーク。後者はあらかじめ用意されていたパワポ形式のものを用いて行うもののようだ。
高校時代から宇都宮の面白さを知った
実は学生時代、かつて宇都宮はオリオン通りにあった”宮カフェ”の1階、いわゆる物産館のような場所でアルバイトをしていた。高校時代3年間。
地元だけどもあまりよく知らなかった当初、土日祝の際は観光に来た人などから「どこがおススメの餃子屋ですか」「なにか観光出来るところは」「知人に贈り物をしたいのだけど」などなどいろいろ聞かれることがしばしばあったので無知な私は困っていた。そんななか、合間をぬって宇都宮市街地を散策しながらどこに何があるのか、なにが美味しいか、何が見られるのかと覚えていった。元々観光や探検をするのが好きだったのもあってか宇都宮って面白いんだなぁと感じるようになったのもこの高校時代である。
そこである日出会ったのが、オリオン通りの裏手に流れる釜川と、カマクリのポケットだった。
サワサワと穏やかに流れていて春は桜が咲き、夏は涼を楽しめ、秋は写真、冬はちょっとしたイルミネーションが四季を彩る。
当時はあまりお店が多くはなかったものの、年々増えていく釜川沿いは中々ツウな宇都宮の名所だなぁと感じていた。
ちなみについ最近までカマクリポケットの存在は知っていたけど、何をしている場所なのかはイマイチ知らなくて。
万博未来編集部のひとたち
まぁまだまだ宇都宮でも知らないところは数知れず。
今回オフライン会場として使われた、ビルトザリガニという場所も初めて訪れた。
ビルトザリガニはカフェやシェアオフィスがあるスペースのようだ。ドロップインで利用できるワーキングスペースに会議室、イベントも出来るスタジオ、無料で利用できるギャラリーもあるので利用してみたい。
受付をして、好きなテーブルの椅子に座わる。このテーブルがのちのグループワークのチームとなるわけだ。
周りを見渡すと、若い人からサラリーマン風の人、クリエイティブっぽい人まで様々いて、完全に初見なのでドギマギそわそわしながら開始を待っていた。
定刻になるとオンライン参加者と通話を繋ぎ、編集部の紹介が始まる。
今回のローカルツアー栃木での編集部長はこのビルトザリガニ、カマクリの代表である中村さん。元々建築関係を専門としていたそうだ。地域の空地空き家の活用に興味を持ち釜川の活性化活動をしている。
そしてもう一人はソトコト編集長、指出さんだ。ソトコトというのは「社会や環境がよくなって、そしておもしろい」をコンセプトに展開しているSDGsマガジンのことで、その編集長を務めている。そして2025大阪博の日本館クリエイターだ。凄い。
地域の未来を編集する、とは?
「地域の未来を編集する」というテーマで始まったトークセッション。
一体どういうことなのか…と思ったのだけども、2025大阪博のテーマ「いのち輝く」のことを”私たち”と”地域”の未来を、2025以降も創り上げていく”私たち”がどうしていくか?というものだ。(説明下手ざっくりですみません)
地球規模、日本全体、で考えるとかなり規模が大きすぎて難しいが、”私たち”の住む”地域”にフォーカスを当ててみると、様々なものがひしめき合っているなかで未来を創造することが出来るだろうか。
なかなか難しいような、内容である。
SDGsというのはこういうものから来てるのか、とぼんやり考えてみたりしたが自分の身の回りのことだけで、少しだけ範囲を広げてSDGsと合わせてみるとどうかなという感じだろうか…
未来へのビジョンってなんだろう?
ビルトザリガニ代表の中村さん曰く、「日常の延長線上にあるもの」だという。
確かに、将来、未来というのは日常の中にある出来事をこの先1年後、3年後、5年後…とどういった感じだろう、こうなりたい、目標はこれだ、と考えることなのかもしれない。
私は何になりたい、の延長。
地域でこんなことがしたい、これがあったら楽しそう。
そんなビジョンを、大好きな街で考えてみたらなんだか楽しくなってきた。
グループワークで編集部員!編み出した街づくりとは…
色々変わっていく地元の街をどんな風にしていこう。そんなグループワークを行う。私は合計4人で”編集部員”として提案したのはやはり「とちぎ博」のことである。やはり知らない人のほうが多いいにしえの地方博…
他にも「宮カフェ」時代に得た宇都宮産のものを提案していく。
他にもあったら住みやすいような街づくりをしていく。
SDGsを意識した、だれでも平等なサービスや、釜川の地形を生かしたお店などなど各々好きなように創り上げる。
新しい物と古いものを融合させた街づくりとなった。
昔からある文化や産業を生かし、歴史を感じさせながらも今のテクノロジーで出来るものを創り上げていけた。まさに宇都宮の欲望そのもののようなものだ。
グループワーク後はチームごとにどんな街づくりをしたか紹介をする。
中村さん、指出さんのコメントを頂ける。
街づくり、楽しいなと感じた一方、やはり実現させるのはなかなか至難の業である。1人では難しく、思ってみたけど…と諦めてしまうことが多い。
しかし、”とりあえず思う”、”とりあえず置いてみる”、”やってみる”で実現できることもあるのでチャレンジ精神というのは大事なことなんだなと感じた。
博覧会保存活動に生かせそうな体験だった!
私の84とちぎ博保存活動に際してはなにをどうするか…協力者を募りたい…そんな状況だ。事務局OBの大先輩方から託されて2年も経ってしまった。
今年は40周年。
第一歩として今所持しているものを展示しようと思う。
今回、終了後名刺交換などあったのでこんなことをしているというのを筆談と後日メールで聞いてみたりしたのだ。
なんとかなにか出来そうな雰囲気であるので考えてみようと思う。
今回の万博未来編集部ローカルツアーは”私たち”と”街づくり”と”SDGs”を一緒に考えていく興味深い体験をした。
是非機会があったら参加してみてほしい。
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