
IMUGEとの再会:沖縄へ誘った泡盛
こんにちは。
沖縄冬季避寒移住者で年間70日以上沖縄のホテルで過ごす『オキナワホカンス』です。
ホカンスとは、ホテルでの滞在そのものを目的とした休暇の過ごし方で、ホテルとバカンスを組み合わせた造語です。
今日は、特別な思い出とともに楽しむ泡盛、「IMUGE(イムゲー)」をご紹介します。
沖縄と私をつなぐIMUGE
先日、ハイアットリージェンシー瀬良垣ホテルで、食事とともにおすすめされたIMUGE。

そのひと口が、私を2018年の記憶へとタイムスリップさせたのです。
私はワインのソムリエと日本酒の国際唎酒師(英語)の資格を持っています。
それが縁で、2018年に「おもてなしのオリンピック」と呼ばれる第5回世界唎酒師コンクールに挑戦し、国内予選を通過して日本代表になりました。

そして世界大会準々決勝のブラインドテイスティング審査で、出題された泡盛を迷いに迷った末に薩摩芋焼酎と判定して敗退しました。
その時、これを見事に当てて世界一の栄冠を手にしたのは台湾代表のソムリエでした。
その銘柄は、「泡盛(正確には琉球芋酒)IMUGE(イムゲー)」
それをきっかけに沖縄琉球文化への関心が芽生え、現在何度もこの地を訪れるようになったのです。
そして今回、IMUGEを再び口にして感じたのは、「沖縄へ私を誘ってくれた」という不思議な縁。
この銘柄との出会いが私がRJOO(大阪伊丹空港)から沖縄へ飛びまくる日々の始まりだったのです。
IMUGEとは
IMUGEは琉球王国時代の庶民酒「イムゲー」を現代に蘇らせた新しい泡盛です。
さつまいもを主原料とし、泡盛の風味に親しみやすさが加わっています。
そのため、若い世代や女性にも愛されています。
IMUGEは、宮古島の多良川、石垣島の請福酒造、久米島の久米仙、沖縄本島の今帰仁酒造、比嘉酒造の5社が醸しています。
気取らない庶民的なお酒なので、豪華な料理よりも、ニンジンシリシリやフーチャンプルーなどの沖縄家庭料理と相性抜群です。
特に沖縄で飲むと、インディカ米(タイ米)由来のバニラのような香りが際立ち、本土での体験とはひと味違った楽しみが待っています。
沖縄旅行の際には、ぜひ沖縄料理とのマリアージュを試してみてください!
今すぐIMUGEを呑みたい方へ
沖縄県内の有名レストラン・居酒屋で注文可能です。
またメジャーな「道の駅」でも購入できます。
「沖縄に行けないよ〜」とお嘆きのアナタ。
ご安心ください。
IMUGEはオンラインで手に入ります。
自宅で気軽に沖縄の味を楽しむことができますよ👇
「泡盛」がユネスコ世界無形文化遺産に!
2024年、日本の「伝統的酒造り」で日本酒と並び泡盛がユネスコの世界無形文化遺産になりました。
泡盛造りは「黒こうじ」を使うのが特徴です。
仕込みの工程などを含め、主に白こうじや黄こうじが使われる焼酎、日本酒とは違う固有の酒造文化を築いてきました。
お米もインディカ米といわれるタイ米を使うのも特徴です。
甕(かめ)などで熟成させる「古酒」(クース)も魅力の一つです。

沖縄の酒蔵では、工場での生産過程を一般公開して試飲できるところもあります。
沖縄にいる期間が長くなってきたので、2025年は、泡盛の酒蔵めぐりをして泡盛の魅力と琉球の歴史を再発見しようと思います。
ぜひ、IMUGEと琉球泡盛の魅力を楽しんでください。
この泡盛が、あなたにとっても新しい扉を開くきっかけとなるかもしれません。
Cleared for take off🛫🏝️
Good day
※本記事は、下記のもうひとつの趣味ブログで公開していた記事を加筆・移管したものです。
この記事を書いた人