不動産テック協会ChatGPT意見交換

イベントの開催

2023年7月6日、不動産テック協会（RET）は、「AI活用推進部会」の初めてのイベントを東京・渋谷のアットビジネスセンターで開催した。この部会は不動産業界でのAI技術の活用を通じて、業務効率化や利益創出の可能性、リスクなどについて研究を行うもので、会員からの提案により設立された。

ChatGPTの活用

イベントでは、「ChatGPT」の活用可能性について講演・パネルディスカッションが行われ、知見が共有された。講師として招かれた山川氏（ギブリー社）は、ChatGPTを始めとする生成AIの進化について述べ、「商談の要約・議事録作成など、業務効率化が図れる」と述べた。一方、小俣氏（アルサーガパートナーズ社）は、ChatGPTを活用した社内コミュニケーションの効率化について説明した。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、「日本におけるChatGPTの活用予測」をテーマに、山川氏と小俣氏、そして会員である和田浩明氏（GOGEN社CEO）が意見交換を行った。小俣氏は、「営業全体をAIで行なうことは当面難しいが、部分的に活用することは十分考えられる。例えば、マンションのモデルルームへの誘因や、入居者からの問い合わせにAIが回答するなどの活用が可能」と語った。

RET、ChatGPTの活用について意見交換

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