私は何者か、533
ありがと。
ほんとに、わかって、言ってるんだよね。だから、ありがと、なんだよ。
わたしの拙い私語雑語何者かを、誰かが読んでくれている。
そんな、しあわせないよ。
ずっと、ピアスがあけられないように、わたしはいつも、おくてであり、また、恐ろしいほどの、先をゆく者である。
すれ違いなのか、いや、針の穴を通すような、スキ、と、出会える。それは、今やっと、ありきたりに呟かれるところの、そうそう、奇跡。いや、そんな、仰々しいものではなくてである。それは、本当に微かな、幽かな、だからといって、霊的な方には傾かぬ。そうだ、そのままなのだ。そのままのやさしい風のような、また、気遣いであったり、その、気持ちに、混じり気なし。美しいから、わかる。美しいことに、たとえば、気づかなかったとして、その、美しい事に、誰もが気づかず、コンファタブルに生きるとは。そんな、しあわせ、ないんじゃないのか。
週末の家。
雌雄。
私有。
自由。
終始。
柊。
痛みか。
流星バイバイ振り返ったら我の椅子
わたしは何者か。