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愛しい家族のために、もしもの時のヘルプサインを作ってみた話
記事の一番下に、待ち受け画像を全9種類(犬猫うさぎ 各3カラー)を載せています。無料配布ですのでご自由にダウンロードしてください。
「自分にもしものことがあった時、家の猫に周囲の誰も気がつかずに放置死させてしまうと思うと恐ろしい」
そう電話口で話したのは、一人暮らしで猫と暮らしている友人だった。
「もしも」とは、突然の事故や災害に巻き込まれたり、病気で意識を失ってしまったりすることなどを指す。
想像するのもつらいけど、悲しいことにその「もしも」がこない保証はどこにもない。もちろん、それは私自身にも言えること。
電話を切った後も、私なりにできることを考えてみた。
きっと今日話したことは彼女や私だけではなく、動物と暮らす多くの人が抱えている悩みだと思う。
たくさんの人が抱えている悩みだからこそ、私にできることがあれば形にしたい。
そこでスマホのロック画面用にヘルプサイン待ち受け画像を作ってみようと考えた。
ロック画面なら、パスワードがなくても目に付く画面で、緊急時に必ず周囲がみてくれるはず。
私はすぐに机に向かい、作業に取り掛かった。
出来上がった画像は真ん中に猫のイラスト、下には
「おうちに大切な家族がいます。私になにかあったら気にかけてもらえると幸いです」という言葉。
猫には「I only have this person (私にはこの人しかいません)」という言葉を添えた。
▲出来上がった猫の待ち受け
同じ想いの人に届いて
待ち受け画像を作って彼女に送るととても喜んでくれて、「これはネットにもぜひ載せて」と言ってもらい、自分のツイッターに投稿。
一人暮らしの🐈友人が
— オキエイコ@報告ダイエット部 (@oki_soroe) September 7, 2020
「自分が事故等でなにかあったら、家の猫に周りの誰も気が付かず放置死するのが一番怖い」
と言っていたので、スマホの待ち受けロック画面に使えるヘルプサインを作ってみました。
友人のハチワレ猫ちゃんモデルですが、もし使いたい方いたらぜひ使ってください🐈🐈 pic.twitter.com/CBEdSRg6Jx
ネット配布用にカラバリも3色にして、だれでも使いやすいような壁紙に。
もっと文字目立たせた方がいいかもしれないけど、普段使いしやすさも考えてナチュラルな主張にしておきました。色違いとしらすバージョン(自分用)も置いとくので、自由に使ってください(*´-`*) pic.twitter.com/08FDSaksdI
— オキエイコ@報告ダイエット部 (@oki_soroe) September 7, 2020
これが思ったよりも多くの方に拡散していただき、同じ想いを持っている人からの声がたくさん届いた。
世の中にはこんなにたくさんの猫を愛する人たちがいるんだな、ということは逆に言えばこんなに愛されている猫ちゃんがいるんだな。
そう思うと、なんだか昨日より世界が優しく感じられた。
猫以外の家族の分も
拡散されていくと「家の犬にも使いたい」「猫ではなくうさぎですが、待ち受け設定しました」という声が聞こえてきた。
とてもありがたいし、応えたい気持ち。
ちょうどその日は仕事の締め切りだったので、日中は仕事を進めて納品し、夜中に子供を寝かしつけてから、待ち受け追加分に取り掛かった。
◆犬バージョン
【追加】
— オキエイコ@報告ダイエット部 (@oki_soroe) September 7, 2020
犬バージョンも欲しいという声が多かったので、犬種が柴オンリーとなりますが3色分作ってみました。
よかったら使ってください🐕🐕 pic.twitter.com/J6HT4sOJTn
◆うさぎバージョン
【追加2】
— オキエイコ@報告ダイエット部 (@oki_soroe) September 7, 2020
うさちゃんのも欲しいという声が多かったので、うさぎバージョンも作ってみました。
タチ耳ちゃんにするかタレ耳ちゃんにするか悩んだ末、プロペラ耳ちゃんにしてみました。
よろしければこちらも使ってあげてください。 pic.twitter.com/p8pHsqaBZi
小さな命を繋ぐ役割
今回つくった待ち受けが、一体どれくらいの人が設定してくれたかはわからないけれど、実際にそういう「もしも」の場面に遭遇する可能性は極めて低いと思う。(そう思いたい)
だけど、そのやってきてしまった「もしも」の時に、小さな命を繋げられる存在になってくれたら私はとても嬉しい。
画像ダウンロード
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この下の画像はダウンロードしていただけるので、気に入ったものがあったら保存して使ってください。
◆猫(3カラー)
◆犬(3カラー)
◆うさぎ(3カラー)
以上9枚でした。
このサインが必要となる場面というのは、正直想像もしたくないし、あってほしくないものです。
それでもそんな「もしも」の時、あなたの大切な家族を守るきっかけになれたら私は嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。