宅飲みと見知らぬ女性の話
成人して間もない頃のこと、夜中に「今、友人の家で飲んでるから来いよ」と誘われ「んじゃ行くか」と軽いノリで行った事があった。とはいえ僕は車の免許を持っておらず、もっぱらバイクを日常の足がわりにしていたのだった。
当時はトレンディードラマの影響もあってかロン毛の全盛期。そのロン毛にタオルを巻くのが一つの作法というかイケてるシンボルになっていた。僕は短髪だったが、バイクから降りた時ヘルメットのあとがついておかしな髪型になるのが嫌で、必ずタオルを頭に巻いていたのだった。
仲間内からも