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見方・考え方を働かせるって?
お久しぶりの更新です。
1月に入ってからは『海の命』『初雪のふる日』の授業実践を2本行ったので、なかなか自分の頭にひらめくものがなく…そんなゆとりもなく…
とりあえず昨日で実習が終わったので、一安心。
最近2歳次女は、歩いて保育園に行く・帰るをしたがります。実習中は、わざわざ家に車を一度置いて、歩いて保育園へ迎えに行くということをしていました。
今朝は時間があったので歩いて保育園に向かったのですが、道中、
娘「さくらきれいだねー」
母「ホントだね。あれ?でもさくらさんなくなって葉っぱだけになってるよ」
娘「ほんとだね。なんでかねー」
母「なんでだと思う?」
娘「かくれんぼしてるんじゃない?さくらさんかくれんぼしてるんだよ」
こんなかわいい答えが返ってきました。これまで「なんでだと思う?」と聞いても「わからん」といつも答えていた娘が、今日は自分の答えを考えて出してくれた。
たぶん娘の頭の中はこうなっているのかな?と想像してみました…
さくら→いっぱい→なくなった→あった→なくなった→かくれんぼ
きっとこれまでの生活経験の中で、あったものがなくなったというのは、かくれんぼしている!とつながったんでしょうね。
思い起こせば、娘は、「おかあさん、リモコンかくれんぼしてるよ」
と物がなくなったときには、かくれんぼと表現していたことを思い出しました。
物がなくなる→かくれんぼ さくらがなくなる→かくれんぼ
と繋げて考えたのかもしれません。
このように2歳の子どもでも自分の生活経験をもとに見方・考え方を働かせて自分なりに問いを解決しようとしているのです。
おもしろいですね。興味深いです。
娘の発言から、やはり子どもはいろいろなものの見方や考え方のたねをもっているのだと実感しました。あとは、大人である私たちがその見方・考え方をどのように働かせているのかを見取ったり、さらに別の見方・考え方を与えたりすることが大切なのでしょうね。